ひかり電話の基本料金や初期費用などの料金全般について解説!

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「ひかり電話を導入したいが、どれぐらい費用がかかるんだろう・・・」
「ひかり電話には基本料金以外にどのような費用が発生するんだろう・・・」

ひかり電話を導入するにあたって、必ず気になるのは費用面ですよね?
そこで今回は、ひかり電話の基本料金や初期費用などの料金全般について解説いたします。
※このページ内に記載されいる金額は特段の表記がない限り税込み表記となります。

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そもそもひかり電話とは?

ひかり電話は光ファイバーを使ったサービスで、フレッツ光とあわせて利用することが可能です。
以前はフレッツ光とひかり電話はセットで、ひかり電話だけを契約することはできませんでした。
そのため、ひかり電話を使用したい場合は「フレッツ光ライト」という基本料金の安いフレッツ光に加入してひかり電話を利用するという方法しかありませんでした。

しかし、フレッツ光ライトの新規加入受付終了に伴い、2023年3月31日より、ひかり電話のみの加入利用が可能な「ひかり電話ネクスト」のサービスが開始されました。
これにより、現在NTTではひかり電話のみの加入利用が可能となりました。

ひかり電話プランの種類について


ひかり電話のプランは複数の種類があります。

インターネットと併せてひかり電話を利用される場合、一般家庭用は「基本プラン」「ひかり電話A(エース)」「安心プラン」「もっと安心プラン」があります。

ビジネス用は、「ひかり電話オフィスタイプ」「ひかり電話オフィスA(エース)」になります。
通常のひかり電話は一般家庭だけでなく、小規模事務所や店舗兼住宅などでも利用されています。

複数チャネルサービスの「ダブルチャネル」を利用すれば、ひかり電話1契約で同時に2回線分の通話ができるようになっています。

インターネットは利用せず、ひかり電話のみの契約をご希望の場合は「ひかり電話ネクスト」があります。
通常のひかり電話と同様のオプションサービスやセットプランが用意されています。

基本プラン・ひかり電話A(エース)・安心プラン・もっと安心プランについて

基本プラン・ひかり電話A(エース)・安心プラン・もっと安心プランの中で「ひかり電話A(エース)」は他のプランと違い、はじめから付加サービスが標準で含まれています。

標準で含まれる付加サービスは、ナンバー・ディスプレイ/ナンバー・リクエスト/キャッチホン/ボイスワープ/迷惑電話お断りサービス/着信お知らせサービスになります。

安心プランは最大8時間相当の通話分が含まれており、もっと安心プランは最大30時間相当の通話分が含まれていますので、通話時間が多い場合はこれらのプランを選ぶとよいでしょう。

料金(基本プラン・ひかり電話A(エース)・安心プラン・もっと安心プラン)

基本プラン・ひかり電話A(エース)・安心プラン・もっと安心プランの利用料金を見ていきましょう。

月額利用料

基本プラン・ひかり電話A(エース)・安心プラン・もっと安心プランの月額利用料は下記になります。

基本月額利用料金
基本プラン 550円
ひかり電話A(エース) 1650円
安心プラン 1540円
もっと安心プラン 4290円

付加サービスは特に必要なく、また通話時間もそこまで多くない場合は、一番安い基本プランがおすすめです。

ひかり電話A(エース)は、かけてきた相手の電話番号がわかるナンバーディスプレイなどの付加サービスが付いているので、小規模店舗・オフィスにおすすめです。

付加サービスの月額利用料

マイナンバー:110円(1番号ごと)
ダブルチャネル(2回線分同時に話せる):220円(1チャネルごと)
ナンバーディスプレイ(かけてきた相手の電話番号がわかる):440円(1利用回線ごと)
ボイスワープ(かかってきた電話を外出先の電話で受けられる):550円(1番号ごと)
キャッチホン(通話中にかかってきた電話も受けられる):330円(1利用回線ごと)

ひかり電話A(エース)には、仕事にも使える付加サービスがはじめから付いていますので、小規模店舗や小規模事務所は同時発着信が可能なタブルチャネルをつけるのがおすすめです。

※付加サービスについては小規模店舗・事務所におすすめのものを掲載しています。

その他付加サービスは下記URLをご覧ください。

参考:https://flets.com/hikaridenwa/charge/?fbclid=IwAR0_3p6lQ31UFGB7e0uyKXtPX-tbl7cYAafNga5LF3h0dtwSiiYTl0VC8x4#option

初期費用・工事費用

基本工事費
交換機等工事のみの場合:1100円(1工事ごと)
訪問によって機器工事を行う場合:4950円(基本額)&宅内工事費用が29000円を超える場合は29000円毎に3850円が加算。

交換機等工事費
基本機能:1100円(1利用回線ごと)

付加サービス工事費
マイナンバー(追加番号サービス):770円(1番号ごと)
ダブルチャネル(2回線分同時に話せる):1100円(1チャネルごと)
ナンバーディスプレイ(かけてきた相手の電話番号がわかる):1100円(1利用回線ごと)
ボイスワープ(かかってきた電話を外出先の電話で受けられる):1100円(1番号ごと)
キャッチホン(通話中にかかってきた電話も受けられる):1100円(1利用回線ごと)

※付加サービスについては小規模店舗・事務所におすすめのものを掲載しています。
その他初期費用は下記URLをご覧ください。

参考:https://flets.com/hikaridenwa/charge/initial.html

通話料金

ひかり電話から固定電話(加入電話・INSネット・ひかり電話)への通話は3分8.8円になり、安心プラン・もっと安心プランに含まれている超過後の通話料は3分7.92円です。

携帯電話への通話や050IP通話、PHSへの通話は細かくグループ毎に分類されています。

ひかり電話オフィスタイプの特徴


先ほど紹介した、基本プラン・ひかり電話A(エース)・安心プラン・もっと安心プランは小規模店舗(小規模事務所)でも利用することができますが、おすすめできるのは、あくまでも受電件数が少ない場合です。

先ほどまでのプランは、ダブルチャネルを利用して1契約で最大2チャネルが利用できましたが、ひかり電話オフィスタイプは1契約で3チャネルが基本で付いています。

さらに付加サービスを付けることで最大8チャネルまで増やすことができ、番号は付加サービスを使って、最大32番号まで増やすことができます。

ですので、受電件数が多い場合は、拡張性が高いひかり電話オフィスタイプを選ぶとよいでしょう。

ひかり電話オフィスA(エース)の特徴

ひかり電話オフィスA(エース)は、基本で1契約1チャネルが付いています。
拡張性については、付加サービスを利用して最大300チャネルまで利用でき、番号は付加サービスを利用して最大7000番号まで利用できます。

ですので、拡張性はオフィスタイプよりもオフィスA(エース)の方が高いと言えるでしょう。

ひかり電話オフィスA(エース)には、下記の付加サービスが標準で付いてきます。

ボイスワープ/ナンバー・ディスプレイ/ナンバー・リクエスト/迷惑電話おことわりサービス/テレビ電話/高音質電話/データコネクト

料金(オフィスタイプ・オフィスA)

それでは、オフィスタイプとオフィスA(エース)の料金を見ていきましょう。

月額利用料について

基本月額利用料
・オフィスタイプ:1210円(3チャネル・1番号)
・オフィスA(エース):1430円(1チャネル・1番号)

付加サービス月額基本料金
付加サービスで気になるのが、複数チャネルと追加番号かと思いますので、その2つを記載します。

オフィスタイプ付加サービス月額料金
・複数チャネル:440円(1追加ごと)
・追加番号:110円(1追加ごと)

オフィスA(エース)付加サービス月額料金
・複数チャネル:1210円(1追加ごと)
・追加番号:110円(1追加ごと)
複数チャネルは、オフィスタイプの方が月額料金は安いです。
ですので、複数チャネルを増やす予定があるが、最大8までという規模感であれば、オフィスタイプがよいでしょう。

初期費用・工事費用

基本工事費
交換機等工事のみの場合:1100円(1利用回線ごと)
訪問によって機器工事を行う場合:4950円(基本額)&宅内工事費用が29000円を超える場合は29000円毎に3850円が加算。
※上記はオフィスタイプとオフィスA同額になります。

交換機等工事費
基本機能:1100円(1利用回線ごと)
※上記はオフィスタイプとオフィスA同額になります。

付加サービス工事費
複数チャネル:1100円(1チャネルごと)
※上記はオフィスタイプとオフィスA同額になります。

オフィスタイプの追加番号:770円(1番号ごと)
オフィスAの追加番号:110円(1番号ごと)

追加番号の工事費に関しては、オフィスAの方が安いです。

ひかり電話ネクストについて

ひかり電話ネクストとは、フレッツ光ライトの新規受付停止に合わせて2023年3月31日に提供開始された、NTTの新しいサービスです。

フレッツ光ライト利用者の多くが「ひかり電話のみ利用していた人」だったため、フレッツ光ライト利用者の切り替え先として「ひかり電話に特化したサービス」となっています。インターネットは利用できません。

フレッツ光の提供エリアであれば、申し込み・契約が可能です。

ひかり電話ネクストの月額料金

ひかり電話ネクストには、4つの料金プランがあります。プラン名や料金は、NTT東日本・NTT西日本で共通です。

プラン名 月額料金(税込み) 特徴
基本プラン 2,750 円/月 もっとも基本的なプラン
安心プラン 3,740 円/月 1,408円分の通話料金が含まれる
ひかり電話ネクストA(エース) 3,850 円/月

・528円分の通話料金が含まれる

・ナンバーディスプレイ、ボイスワープ、ナンバーリクエストなどの人気オプションが含まれる

・通話料分を次月に繰り越せる

もっと安心プラン 6,490 円/月 5,280円分の通話料金が含まれる

※2023年8月時点の情報です。

ひかり電話ネクストは電話に特化したサービスのため、フレッツ光ライトよりも月額料金が安く設定されています。フレッツ光ライトとひかり電話ネクストの月額料金を比較しました。

フレッツ光ライトでひかり電話を利用する場合の月額料金 フレッツ光ライト月額料金(3,080円)+ひかり電話月額料金(550円)=3,630円
ひかり電話ネクスト(基本プラン)の月額料金 2,750円

現在フレッツ光ライトを利用している方は、ひかり電話ネクストへの切り替えによって月々の電話料金(月額料金)を節約できます。

ひかり電話ネクストの通話料金

ひかり電話ネクストの通話料金はフレッツ光ライトと同じで、一般的な固定電話(アナログ電話、加入電話)と比べて安くなっています。

ひかり電話ネクストの基本的な通話料は以下のとおりです。

通話先 料金
固定電話 8.8 円/3分(税込み)
携帯電話 17.6 円/60秒(税込み)
海外(アメリカ合衆国の場合) 9 円(免税)/60秒

※2023年8月時点の情報です。

通話料が距離や時間帯に左右されないので、安心して利用できるのが特徴です。

ひかり電話ネクストの初期費用

ひかり電話ネクストを新規で申し込む場合には、一般的に以下の初期費用がかかります。

エリア 初期費用(税込み)
NTT東日本

・契約料:880円

・標準的な初期工事費:24,200円

NTT西日本

・契約料:880円

・標準的な初期工事費:20,900円

※2023年8月時点の情報です。

一般的なアナログ電話(加入電話)のような施設設置負担金(加入権)は不要です。

ひかり電話ネクストへの申し込み・切り替え方法

以下の窓口で、メールや電話で新規申し込みや切り替えの相談が可能です。

申し込みするプランに迷っている場合は、「基本プランに希望するオプションを付けたらいくらになるか」「今の店舗におすすめのプランはどれか」といった相談もできます。手続きが簡単で実績も豊富なので、安心して任せられます。

なお直接NTTに申し込む場合、オンラインでの申し込みはできず電話受付(局番なし116)のみとなります。

なお現在フレッツ光ライトを契約している方は、遅くとも2025年3月末までに切り替えしましょう。基本プランならひかり電話ネクストのほうが安いので、早めに切り替えることで、経費が節約できます。

【NTT】ひかり電話ネクストのお申し込みはこちらから

まとめ:ひかり電話の基本料金や初期費用などの料金全般について解説!

いかがでしたか?ひかり電話をなるだけ安く抑えるポイントをまとめますと、
・店舗の受電件数が少ないと予想される場合は、一般家庭用でも問題ない
・小規模店舗(事務所)の場合で最大8チャネルまでという規模の場合はオフィスタイプ
・拡張性が高く、はじめから付加サービスも付いているのがよい場合はオフィスA(エース)
以上がポイントになります。

さまざまなプランがあって全てを把握するのは難しいですが、ひかり電話のプランを選ぶ際に参考となれば幸いです。

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