退去の手続き・流れや忘れがちな手続きの注意点などをまとめて解説

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「引っ越しが決まったんだけど、今住んでいる賃貸アパートの退去って何をすればいいのかな」と戸惑う人も多いです。

賃貸マンション・アパートからの退去時、どのような流れで手続きが進んでいくのでしょう。

初めて手続きをするときには、流れも含めわからないことが多くて不安ですよね。

手続きの流れは「管理会社・大家さんに退去連絡をする」から始まります。

今回は「退去手続きの流れ」と「退去で忘れがちな手続きをまとめて行えるサービス」について解説します。

まず代行サービスの詳細について確認したい人は、以下のバナーをクリックしてください。

退去の手続きのやり方・流れ

退去手続きの流れは、賃貸マンション・アパートの管理会社や大家さんによって多少異なります。

ここでは一般的な賃貸マンション・アパートの退去手続きの方法と流れについて解説します。おおまかには以下のとおりです。

  • 退去する旨を連絡
  • 退去届を提出
  • 引っ越し日・退去立ち会い日の日程調整
  • 荷物の運び出しと掃除
  • 退去立ち会い&鍵の受け渡し
  • 敷金精算

社宅(借り上げ社宅含む)や社員寮を退室する場合は、勤務先の規定を確認してください。

退去する旨を連絡

退去を決めたら、賃貸マンション・アパートの管理会社または大家さんに連絡します。

部屋を仲介してくれた不動産会社ではなく、管理会社に連絡を。「仲介業者=管理会社」の賃貸マンション・アパートでも、不動産仲介と入居者管理は部門が別のことが多いです。

賃貸には「解約予告の期限」があり、期限を過ぎると余計な家賃を払うことになるので、退去を決めたら早めに連絡しましょう。

「1カ月前までに退去を予告して」という賃貸契約が多いですが、物件により異なるので必ず契約書を確認してください。

管理会社等 解約予告期間 連絡方法
大東建託 1ヶ月以上前 インターネット
ニッショー 物件により異なる インターネット
電話
エイブル保証 物件により異なる インターネット
書面提出
ハウスメイト 原則1ヶ月以上前だが物件により異なる インターネット
電話
ミニミニ 原則1ヶ月以上前だが物件により異なる 電話
UR 14日以上前 書面提出

※2021年8月時点の情報です

なお退去連絡と同時に、以下を確認しておくと後々スムーズです。

  • 退去手続きの流れ・必要書類
  • 退去立ち会い日はいつまでに決めたらいいか
  • 敷金精算の流れ
  • 返却する鍵の本数

退去届を提出

賃貸マンション・アパートからの退去では、書類(退去届)を提出するケースが多いです。

退去届は入居時に不動産屋さんから渡された書類の中に入っているはず。見つからなければ管理会社に送ってもらいましょう。

引っ越し日・退去立ち会い日の日程調整

引っ越し日が決まったら、再度管理会社に連絡し、退去立ち会い日を決めます。

退去立ち会いは、引っ越し当日に部屋から荷物を運び出したあと行うのがスムーズ。引っ越しと退去立ち会いが別日だと、新居から旧居に戻るのが手間だからです。

希望日をおさえるため、2週間前には連絡しておくといいでしょう。

荷物の運び出しと掃除

引っ越し当日には、荷物を全て運び出し、退去立ち会い前に部屋を掃除します。

「賃貸マンション・アパートから退去する際、どれくらい部屋を掃除すべきか」と悩む人がいますが、特別な清掃は必要ありません。賃貸マンション・アパートの場合、退去後には結局プロが部屋を掃除するからです。

ただし「カビや汚れを落とす」という、常識的かつ一般的な範囲の掃除は必要。汚れがひどいと、原状回復費用を請求される場合があります。

退去立ち会い&鍵の受け渡し

賃貸物件の退去立ち会いの主な目的は「部屋の中で修理が必要な部分を確認し、修理費用を誰が何割負担するか決めること」です。


具体的には、管理会社担当者と一緒に、部屋をチェックします。「この傷は入居時からありましたか」などと確認されるので、入居前から部屋にあった傷についてはしっかりと伝えてください。

部屋の大きさなどによりますが、退去立ち会いの所要時間は20~40分。確認が終わったら書類にサインし、部屋の鍵を返却して完了です。

なお民間の賃貸アパートではなく県営住宅・市営住宅などでは、退去立ち会い(退去検査ということも)で指示された修繕が全て終わってから「正式に退去(明け渡し)」となることが多いようです。

敷金精算

敷金の精算は一般的には「敷金から、部屋の原状回復にかかった費用を引いた金額が退去時に返還される」という仕組み。部屋の原状回復費用が敷金よりも高くなったら、追加で費用を請求されます。

返金方法は様々ですが、退去届に記載した振込先口座で受け取ることが多いです。

返金額がわかるのは退去立ち会いから約2週間後、実際の返金は退去から約1カ月ほどかかります。

以上が一般的な賃貸マンション・アパートでの退去手続きの流れになります。

退去時に忘れがちな手続き

上記では賃貸マンション・アパートの退去時に、管理会社や大家さんとの間で行う退去手続きの流れについて説明しました。しかし退去に伴って必要になる手続きは、他にもあります。

火災保険の解約手続き

賃貸マンション・アパートの契約時には、1~2年更新制の火災保険を契約したと思います。

火災保険は部屋の退去時に解約でき、期間に応じた「解約返戻金」が返金されます。面倒がらずに手続きしましょう。

解約手続きの受付先は、保険証券や保険関係書類が入った封筒に記載されています。

市役所での転出手続き

退去後に別の市区町村に引っ越す場合には、旧居がある自治体の役所で転出届(転出の手続き)が必要です。

転出届に必要なものは、本人確認書類など。「国保加入者」「印鑑登録している」などの場合、国保の保険証や印鑑登録証も必要です。

転出手続きすると、引っ越し先の自治体に提出する「転出証明書」がもらえます。マイナンバーカードを持っている場合には、カードが転出証明書の代わりとなります。

転出手続きは、引っ越しの2週間前から可能です。

同じ市区町村内への引っ越しであれば、引っ越し後に市役所で「転居手続き」をします。

電気・ガス・水道の解約(利用停止)手続き

退去する賃貸マンション・アパートの電気・ガス・水道の利用停止も必要。

これらライフラインの利用停止・公共料金の精算手続きは、退去時に忘れがちな手続きのうち、代表的なものです。

旧居のライフラインを止めるには、それぞれ利用している電力会社・ガス会社・水道局に利用停止(閉栓)の連絡をします。電気とガスは電話・インターネットで手続きできるところが多いですが、水道は電話受付のみの自治体も。

また「引っ越し手続き代行サイト」を使えば、ライフラインの利用停止手続きがまとめて行えます。

利用停止手続きはできれば引っ越し1ヶ月前まで、遅くとも1週間前までにはやっておきたいところです。

手続き時の悩み・失敗例

電気・ガス・水道などのライフラインの引っ越し手続きは、退去時に忘れてしまいがち。

そのせいか、以下のような悩みや失敗例をよく聞きます。

ライフラインの引っ越し手続きに関するお悩み

電気・ガス・水道の手続きについてよく聞かれるのは、以下のようなお悩み。

  • ネットで調べても、手続き窓口がわかりにくい
  • 電気・ガス・水道と、いくつも連絡するのが面倒
  • ネットでの手続きも、いくつもの窓口で入力するのが面倒
  • 土日しか電話できないのに、土日は水道局が閉まっている
  • 昼休みの時間帯だと、電話が繋がりにくく待たされる

そのため「電話が繋がらなかったから、また電話しよう」「連絡が面倒だから、とりあえず今日はやめとこう」などと後回しになりがちです。

ライフラインの引っ越し手続きの失敗例

ライフラインの引っ越し手続きを「面倒」などと後回しにしていると、以下のような失敗例に繋がります。

  • 後回しにしていたら利用停止手続きを忘れ、引っ越し当日に気づいた
  • インターネットで手続きをしたら、手続きが完了していなかった
  • 新居の電気・ガス・水道の利用開始手続きも忘れていた


旧居のライフラインの利用停止手続きができていないと、引っ越し後も料金が発生することに。
無駄な料金を払わなくていいよう、手続きは忘れないようにしたいですね。

また利用停止と同時に、新居でも利用開始手続きも必要。


利用開始連絡を忘れていたり、連絡が引っ越し直前になったりすると、引っ越し当日に「新居でガスが使えない!」なんてことになりかねません。

「余計なお金がかかる」「使えなくて困る」から、きちんと手続きを

「利用停止手続きを忘れていて、使ってないのに引っ越し後もお金がかかる」「新居での利用開始手続きができておらず、引っ越し当日、新居でお風呂に入れない」なんて嫌ですよね。

利用停止手続きをずっと忘れていて、次の入居者が電気やガスをそのまま使い始めた場合、その利用料は「契約者」である元の入居者が払うルールです。


忘れがちなライフラインの手続きだからこそ、確実にやっておきましょう。


「忙しかったら忘れそう」「正直、面倒だなぁ」と感じている人には、「引っ越し手続き代行サービス」をおすすめします。
次から詳しく紹介しますね。

退去時の電気 ガス 水道の手続きは一括代行サービスを使えば安心!

引っ越しが決まったら「退去する物件のライフラインの解約手続き」と「新居のライフラインの利用開始手続き」が必要です。

忘れがちな手続きを確実に行う方法を紹介します。

ライフラインの手続き連絡は3~6回必要

新居と旧居が同じ市区町村にあって、利用する電力会社などが変わらなければ、利用停止・利用開始の連絡は同時にできます。そのため電力会社に1回、ガス会社に1回、水道局に1回連絡すればOK。


ただ新居と旧居が離れており、利用する会社が変わると、利用停止と利用開始の手続き先が変わってしまうため、最大6回も手続きが必要に。

面倒だと感じる人も多いため、次から紹介する「引っ越し手続き一括代行サービス」が人気です。

引っ越し手続き一括代行サービスなら連絡1回

「退去する物件での電気・ガス・水道の解約」と「新居の利用開始」を同時に手続きできるのが、引っ越し手続き代行サービスです。

旧居と新居のライフラインの手続きを一括で代行してくれるので、連絡先が1箇所となり、楽で早いですよ。

以下から詳細ページに飛べますので、内容を確認してみてください。遅くとも3日前までには手続き依頼連絡をしておくと安心です。 

会員登録不要の一括代行サービス

引っ越し手続きの代行サービスはいくつもあります。

その中で「会員登録が面倒」「入力は必要最低限で、簡単に済ませたい」という人におすすめなのが「会員登録不要・電話一本で利用できる」サービスです。

手続き代行サービスは会員登録が必要なことが多い

引っ越し手続き代行サービスは、会員登録が必要なことが多いです。

「引っ越しのときしか使わないのに会員登録するのが面倒」と感じる人も多いのではないでしょうか。

会員登録が不要の引っ越し手続き代行サービスはコレ

一方で会員登録不要の引っ越し手続き代行サービスもあります。そのひとつが 「まるっと!一括引越し窓口」

会員登録なしで電話一本かけるだけで、ライフラインの引っ越し手続き代行を依頼できます。「窓口時間に電話できない」なら、フォームから依頼も可能。

なおフォームの入力必須項目は「名前」「電話」「都道府県」「(新居で)利用開始を希望するサービスのチェック」だけとかなりシンプル。スマホからの入力でもラクです。

フォームから依頼した場合は担当者からの折り返し電話が入ります。

「会員登録なしで手続き代行を使いたい」という人は、以下から詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか。

Wi-Fi環境は早めの手続を!

自宅のインターネットやWi-Fiも、ライフラインのひとつ。引っ越し手続き代行サービスでも、インターネットやWi-Fiの引っ越し手続きができるところが多いです。


どの窓口で申し込んでも、固定回線(光回線)を新居に引く場合には、申し込みから利用開始まで2週間~1か月かかります。

そのためインターネットの引っ越し手続きは早めに行うのがおすすめです。

光回線の開通までは2週間~1ヶ月

光回線を利用するには、光ケーブルを建物内に引き込む工事が必要になります。

申し込みから工事は2週間~1ヶ月ほど。

そのためライフラインの引っ越し手続きと同じく、引っ越し日や新居が決まったら、インターネットの手続きも早めにやっておきたいですね。


なお前入居者が光回線を利用していた部屋なら、一部の工事が不要になることも。また最近では「インターネット無料」の賃貸も多いので、新居のネット環境を不動産屋さんに確認しましょう。

光回線の移転も可能


今使っている光回線やモバイルWi-Fiを、転居先に持っていくこともできます。
その場合には、光回線を提供している会社で移転手続きをします。

ただし転居先の環境によっては、元の光回線・モバイルWi-Fiが使えないことも。元の回線が使えない理由と解決法については「Wi-Fi乗り換え窓口 現在の回線が不満なら解約違約金負担・残債等最大10万まで負担で乗り換え可能」で解説しています。

元の光回線が新居で使えない場合には、新たに光回線を引くのがおすすめ。

さきほど紹介した 「まるっと!一括引越し窓口」では、新居の建物環境に合わせた回線を提案可能。気になる方は一度詳細を確認してください。

新電力・新ガスでさらにお得に!

最近では退去・引っ越しを機に、電気・ガスの契約先を見直す人も多数。


電気もガスも自由化され「新電力・新ガス」から最適なプランを選ぶことで、新居の光熱費が減る可能性があるからです。

ただ「新電力・新ガスと言われてもよくわからない」「手続きが複雑では?」と躊躇する人も。

ここでは新電力・新ガスについて解説します。

新電力・新ガスってなに?

現在では電力とガスは自由化されており、地域ごとの電力会社(東京電力など)やガス会社(東京ガスなど)以外の会社とも契約できるようになりました。

新規参入した企業は「新電力・新ガス」と呼ばれ、電力会社がガス事業、ガス会社が電力事業に参入していることが多いほか、ENEOSやソフトバンクなど多くの企業が参入しています。

新電力・新ガスでも変わらないこと

新電力・新ガスは地域電力・地域ガスが持つ設備を利用して、電気やガスを供給します。

つまり新電力・新ガスの会社と契約しても、家庭での電気・ガス機器の使い方は変わりません。「電気やガスの供給が不安定になる」という心配もありません。

新電力・新ガスで変わること

料金の支払い先が新電力・新ガスに変わります。

さらに新電力・新ガスは、顧客獲得のために以下のような個性豊かなプランを用意しています。

  • 電気とガスをセットで契約すれば安くなる
  • 携帯やネットと一緒に契約すれば安くなる
  • 特定のクレジットカード(ハウスカード)で支払うと割引される

携帯キャリアや「ファミリーか一人暮らしか」などライフスタイルに合う新電力・新ガスに切り替えれば、光熱費節約につながる可能性があります。

引っ越し先が賃貸でも新電力・新ガスにできる?


賃貸マンション・アパートでも、入居者が直接電力会社とガス会社と契約しているなら、新電力・新ガスに切替可能です。

賃貸で新電力・新ガスが利用できないのは以下のような物件です。

  • 高圧一択受電契約を結んでいる
  • 大家さんが電気代を払っている

引っ越し先の賃貸の電気・ガスの契約がどうなっているのか、事前に不動産屋さんに聞いておくといいですね。

新電力・新ガスの選び方

新電力・新ガスともに会社は多数あります。そのため「自分に適した会社やプランを探すのが大変」という声も。

新電力・新ガスの比較サイトも参考になりますし、もし「詳しい人に直接相談したい」という場合は、さきほど紹介した「まるっと!一括引越し窓口」で提案を受けられます。

代行サービスが使えない環境・注意点

引っ越し手続き代行サービスとして 「まるっと!一括引越し窓口」を紹介しましたが、利用にはいくつか注意点があるので紹介します。

「まるっと!一括引越し窓口」が対応できない物件

以下のような物件では、「まるっと!一括引越し窓口」が利用できません。

  • プロパンガス物件(都市ガスのみ対応)
  • ソーラーパネル・売電設備付きの物件
  • オール電化物件

事前に不動産業者に新居の設備について確認しておくといいですね。

また「旧居で新電力・新ガスを利用している」「廃止のみの利用」「水道のみの手続き依頼」も対象外なので注意が必要。

「利用可能か判断できない」なら、一度「まるっと!一括引越し窓口」に電話連絡して聞いてみるのもOKです。

エリアにより対応不可のサービスも

一部地域では、ガスや水道の引っ越し手続き代行が利用できないことも。


対応可能エリアはフォームか電話で確認できます。

ギリギリの依頼だと引っ越し日に間に合わないかも

連絡がギリギリだと、手続き手配が引っ越しに間に合わないことも。

「引っ越し・退去が決まったら早めに申し込む」のが理想ですが、遅くとも3営業日前までに連絡しましょう。

以下から連絡先電話番号を確認できます。

まとめ:退去時の流れとやるべきこと

退去手続きの流れやポイント、退去時に忘れがちな手続きをご紹介しました。

賃貸マンション・アパートの場合、退去を決めたら、まずは管理会社・大家さんへの退去連絡から始まります。

ただ退去時には管理会社・大家さんとのやりとりだけではなく、保険会社、市役所、ライフライン各社の手続きも発生。

このうち「後回しにしてしまい、忘れやすい」のはライフラインの利用停止・利用開始手続きです。

今は利用停止・利用開始手続きを一括で代行してくれる無料サービスもありますので、直前になって焦ることがないよう、代行サービスを賢く利用し、早めにできる手続きはさっさと終わらせてしまいましょう。

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