電気・ガス・水道をまとめることは可能?一括手続き窓口をご紹介

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「電気・ガス・水道の契約をまとめることはできるか?」「ライフラインの手続きをまとめて行えないか?」と考えている人も多いのではないでしょうか。


結論から言うと、現在のところ電気・ガス・水道の契約をひとつにまとめることはできません。

ただし電気とガスの契約はまとめることができます。

また引越しの際に電気・ガス・水道の利用停止・使用開始手続きを一括で行ってくれる窓口も存在します。

今回は電気・ガス・水道の契約と、引越し時の手続きについて紹介します。

また、今すぐ一括手続きを利用したいという方は、こちらの退去一括手続き窓口に連絡をしてみてください。

引越しの手続きを軽減できるので忙しい方におすすめです。

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電気ガス水道の契約はまとめることは可能?

現在のところ、電気・ガス・水道の契約をまとめることはできません。

ただし電気とガスは契約をまとめられます。

電気とガスは契約をまとめられる

電気とガスは、東京電力や東京ガスなどの民間企業が供給しています。電気もガスも小売りが自由化されているため、ひとつの企業が電気事業もガス事業も行っている場合があります。


電気・ガスを両方扱っている会社と契約すれば、電気とガスの契約をまとめることができます。
電気とガスをセットで契約することで、電気代・ガス代がオトクになる会社も多いです。

水道は水道局としか契約できない

一方、水道は各自治体の水道局・水道課が管理しています。水道を使うには水道局と契約するしかありません。

水道局は民間企業ではないため、電気やガスと契約をまとめることはできません。

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電気ガス水道手続きをまとめる方法

さきほど説明したとおり、電気・ガスと水道の契約先をまとめることはできません。しかし引越しにともなう電気・ガス・水道の利用停止・使用開始の手続きをまとめて行うことはできます

これまでは引越しの度に電力会社・ガス会社・水道局それぞれに連絡する必要がありましたが、今は手続きをまとめることができるのです。

手続きをまとめるサービスを「引越し手続き一括代行サービス」といい、「引越れんらく帳」など複数のサービス・窓口が存在します。

複数の窓口がある中で、「会員登録に抵抗がある人」や「電話1本でパパッと手続き代行を依頼したい」という人におすすめなのは、以下の窓口です。

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会員登録なし・無料で利用できるので、気になる方はバナーをクリックして詳細を確認してみてください。

従来のライフライン手続き

引越しにあたって引越し手続き代行サービスを利用しない場合、従来通りのライフラインの手続きが必要になります。

従来通りの手続き方法や注意点を、電気・ガス・水道のライフラインごとに紹介します。

電気の利用停止手続き

電気の引越し手続きでは「旧居での解約(利用停止)」と「新居での使用開始」のそれぞれの手続が必要です。 手続き方法や手続き時期の目安を紹介します。

まずは旧居の利用開始手続きについてです。

連絡先 契約中の電力会社
いつまでに 引越し1ヶ月前~1週間前まで
遅くとも3日前までに
連絡方法 電話
インターネット
立会い 原則不要

引越しが決まったら、契約中の電力会社に電気の利用停止を申し込みましょう。手続きは約1ヶ月前から可能なので、早めの連絡がおすすめです。

転居先でも同じ電力会社と契約する場合には、利用停止と使用開始の手続きを同時に行うこともできます。

手続きには「電気のお客様番号」が必要なので、「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」などで確認してください。手元に検針票がなくてお客様番号がわからない場合、東京電力であればカスタマーセンターに連絡すれば教えてもらえます。

引越し当日は電気の利用停止作業が行われますが、基本的に立会いは必要ありません。当日に電気代を現金で払って精算したい場合は、立ち会ってください。

電気の利用開始手続き

続いて新居での電気の使用開始手続きについて解説します。

連絡先 新たに契約する電力会社
いつまでに 引越し1ヶ月前~1週間前まで
遅くとも3日前までに
連絡方法 電話
インターネット
電気使用申込書の郵送
立会い 原則不要
エコキュート・電気温水器が設置されている物件は必要

新居で電気を使うには、契約する電力会社に使用開始を申し込みます。利用停止同様に、インターネットや電話で手続きができます。

使用開始手続きを事前にしておけば、新居のブレーカーをあげて、引越し当日から電気を使用できます。

もし入居後に電気の使用開始手続きをする場合には、玄関やポストに設置されている「電気使用申込書」に必要情報を記入して郵送するか、ネット・電話で連絡します。

基本的に電気の利用開始にあたって立会いは必要ありません。ただし新居がエコキュート・電気温水器設置物件である場合には、作業員による通電作業・立会いが必要です。

電気の引越し手続きの注意点1

電気の引越し手続きには、いくつか注意点があります。

まず、旧居からの退去時には、ブレーカーを落としてください。ブレーカーを落とし忘れると、漏電火災に繋がりかねないからです。

ただし寒い土地では「電源を落とすと配管内の水が凍結して破裂する」などの危険がある場合も。寒冷地ではブレーカーを落として退去すべきかを不動産業者や管理会社に確認してください。

電気の引越し手続きの注意点2

2つ目の注意点は「利用開始手続きは事前にやりましょう」です。

これまでは「事前に使用開始手続きをしなくても、新居でブレーカーを上げれば電気が使える」という物件がほとんどでした。そのため「電気の使用開始手続きは、入居後に電気使用申込書を郵送すればいい」という人もいます。

ただし現在では、これまでの通例が当てはまらないケースも。

最近増えている「スマートメーター」が設置されている物件では、事前手続きなしでは電気が使えない場合があのです。そのため、電気の使用開始は事前に手続きするのが安心です。

電気の引越し手続きの注意点3

電力会社の繁忙期(3~4月)に引越しする場合には、コールセンターが繋がりにくいことにも注意しましょう。

「電話が繋がりにくかったから、ついつい後回しにしているうち、手続きを忘れてしまった」というケースも。手続きを忘れていると「住んでいない家の電気代を払う羽目に」という失敗にも繋がりかねません。


ここまで読んで、「電気の引越し手続きって、注意点がいろいろあって面倒だな」「電話が繋がらないってストレスだな」と感じる人もいるかもしれません。

そんなときにも、引越し手続き代行サービスが便利です。以下の窓口なら、電話は繋がりやすいですし、引越し前後で契約する電力会社が違っても、利用停止と使用開始の手続きをまとめて行えます。

ガスの利用停止手続き

続いて退去時のガスの利用停止手続きについて、表にまとめました。

連絡先 契約中のガス会社
いつまでに 引越し1ヶ月前~1週間前
遅くとも3日前までに
連絡方法 電話
インターネット
立会い 原則不要
オートロックマンションなどは必要

契約中のガス会社に、インターネットか電話で利用停止を連絡します。電気同様、引越し前後で契約するガス会社が変わらない場合には、利用停止と使用開始を同時に手続き可能です。

ガスのお客様番号が必要なので、「ガスご使用量のお知らせ(検針票)」で確認してください。番号がわからない場合、東京ガスなら「お客さまセンター」に電話で問い合わせると教えてもらえます。

基本的に閉栓作業への立会いは不要です。ただしオートロック物件など、作業員が自由に立ち入れないゾーンにガスメーターがある場合には、立会いを求められます。

ガスの使用開始手続き

続いて新居での使用開始手続きについてまとめました。

連絡先 新たに契約するガス会社
いつまでに 引っ越し1ヶ月前~1週間前
遅くとも3日前までに
連絡方法 電話
インターネット
立会い 必要

新居で契約するガス会社に、電話かインターネットで連絡してください。

表では「遅くとも3日前までに連絡」としましたが、ガスの使用開始時には立会いが必要なので、特に繁忙期(3~4月)は希望日時をおさえるために早めの申し込みがおすすめです。

なお当日に「手続きを忘れていた」と気づいた場合、東京ガスなら朝7時半までに連絡すれば当日開栓が可能です。ただし希望の時間に来てもらえない可能性があります。

ガスの引越し手続き注意点1

さきほども少し説明しましたが、ガスの利用開始にあたっては、開栓作業への立会いが必要です。

立会いがあるということは、ガス会社と開栓日時を調整する必要があるということ。ですから、新居への到着日時を考慮し、開栓日時を予約してください。


希望の開栓日時をおさえるために、引っ越し1~2週間前までには連絡しましょう。引っ越しシーズン(3~4月)や土日祝日は混雑しがちなので、より早めの連絡が安心です。


連絡が直前・当日になると「希望日時に開栓できなかった」という失敗に繋がることもあります。

ガスの引越し手続き注意点2

ガスの引越し手続きの注意点としては「新居で使用するガスの種類を事前に確認しておくこと」も挙げられます。

家庭で使われるガスには、都市ガスとプロパンガス(LPガス)の2種類があり、ガスの種類によって契約できるガス会社が違います。

都市ガスは、引越し先エリアに対応している都市ガス・新ガスの中から、契約先を自由に選べます。

一方のプロパンガスは、プロパンガス業者と契約します。賃貸物件だと、物件ごとに契約できる業者が決まっているので、自分でプロパンガス業者を選ぶことはできません。

また都市ガスとプロパンでは、使えるガス機器(コンロなど)も異なります。

都市ガスが普及しているエリアでも、建物の都合や大家さんの意向でプロパンガス使用の物件がありますので、注意してください。

水道の利用停止手続き

続いて水道の利用停止手続きについて解説します。

連絡先 旧居を管轄する水道局
いつまでに 引っ越し1ヶ月前~1週間前
遅くとも3日前までに 
連絡方法 インターネット
電話
(水道局により異なる)
立会い 不要

旧居を管轄している自治体の水道局に連絡します。同じ水道局エリア内での引っ越しなら、利用停止と使用開始を同時に手続き可能です。

なお東京都や大阪市・名古屋市などインターネットで手続きができます。

原則として利用停止時の立会いは不要。ただしガス同様、オートロックマンション・アパートでは立会いを求められることがあります。

水道の使用開始手続き

水道の利用開始手続きについてもまとめました。

連絡先 新居を管轄する水道局
いつまでに 引っ越し1ヶ月前~1週間前
遅くとも3日前までに 
連絡方法 インターネット
電話
(水道局により異なる)
立会い 原則不要

引越し先では、特別な作業なく、蛇口をひねれば水が出ることがほとんどです。

蛇口をひねっても水が出ないのであれば、水道の元栓が閉まっているのかもしれません。元栓はたいてい以下の場所にあります。

  • 玄関前や庭にある「量水器」と書かれた蓋の中(戸建て)
  • 玄関横のパイプスペース(マンション・アパート)

水道の引っ越し手続き注意点1

賃貸物件の中には、管理会社や大家さんが、建物全体の上下水道を水道局一括契約しているマンション・アパートがあります。

「水道代を家賃と一緒に払っている」「大家さんに手渡しで水道代を払っている」など、入居者が直接水道局に料金を払っていない物件は、このパターンが多いです。

このような賃貸物件では、管理会社・大家さんの指示に従って水道代の精算をしましょう。

水道の引越し手続き注意点2

ごくまれですが、上水道が井戸水のみの物件が存在します。

上水道が井戸水だけの場合、上水道についての水道局での手続きは不要です。ただし下水道の使用届けは必要となります。

手続き方法や窓口は地域によって異なりますので、入居前に手続き方法を不動産業者・管理会社などに確認することをおすすめします。 

水道の引越し手続き注意点3

水道局によっては「利用停止・使用開始の手続きは、電話のみで受付」という場合があります。

そのため「昼休みは水道局の電話が繋がりにくく、なかなかスムーズに手続きできない」と困ってしまう人も。また「水道局の開庁時間が短く、なかなか電話できない」という声も聞きます。

直前になって焦らないよう、早め早めに連絡しましょう。

「電話が繋がりにくくてストレス」ということなら、電話が繋がりやすい引越し手続き代行サービスを利用するのも手。

「退去一括手続き窓口」であれば、10時~21時まで電話受付が可能で、繋がりやすいです。受付時間外ならフォームでも申し込みできますので、水道の引越し手続きにお悩みの方は、一度チェックしてみてください。

新居の手配はもちろん退去時の廃止も一括で!

引越し手続き代行サービスはいくつかあり、新居での電気・ガス・水道の利用開始手続きをやってくれる代行サービスはたまに目にします。


しかし退去時のライフラインの利用停止手続きまでまとめて代行してくれるところは、実はインターネットで検索しても見つけにくいです。

「できれば利用停止も使用開始もまとめてお任せしたい」という人におすすめなのが「退去一括手続き窓口」です。

退去一括手続き窓口とは

名前からわかるとおり、新居での利用開始手続きだけではなくて、旧居の退去に関わる手続きも行える窓口です。

電話1本で、電気・ガス・水道の手続きをまとめて行うことができる、かなり珍しいサービスですよ。

受付時間外だとインターネットのフォームからも手続き可能です。ただし1度は担当者からの折返し電話に出る必要があります。

無料ですし会員登録も不要なので、気になる方はぜひ以下のバナーからチェックしてみてください。

引っ越し時のインターネット契約の手続き

インターネット・Wi-Fiも、今や大切なライフラインのひとつと言っても過言ではないですよね。

普段インターネットを当たり前に使っていても、いざ引越しするとなると、どんな手続きが必要なのかわからない人も多いのでないでしょうか。

また「引越しを機にインターネット回線を乗り換えたほうがいいのか」「もっとお得になる回線はないか」と悩んでいる人もいるかもしれませんね。

そこでここでは、電気・ガス・水道同様に大切な、インターネットの引越し手続きについて解説します。

ネットの引越し手続きパターン

インターネットの引越し手続きにはいくつかのパターンがあります。

旧居で光回線利用中 ・移転手続き
・他社回線に乗り換え
旧居でモバイルWi-Fi利用中 ・継続利用(住所変更手続きのみ)
・他社回線に乗り換え

「利用中の回線を継続利用する」または「乗り換える」というパターンがあるんですね。

ネット回線を継続利用する場合


まずは、今使っている光回線やモバイルWi-Fiを、転居先に持っていく場合の手続きについて解説します。

光回線なら「移転手続き」が必要です。契約中の光回線業者で、移転手続きをしてください。回線によっては移転手続きができず「一旦解約して新居で新たに契約し直す」という手続き方法になる場合もあります。

手続き後、新居で回線の開通工事が終わればインターネットが使えるようになります。

一方のモバイルWi-Fiは、移転手続きなどは不要で、そのまま新居に持っていくだけで使えます。ただし住所変更手続きはしておきましょう。

ネット回線を乗り換える場合

ネット回線を乗り換える場合には、以下の手続きが必要になります。

  • 旧居で利用中のネット回線・プロバイダを解約
  • 新居用に新たなネット回線・プロバイダを契約

まずは旧居で利用中の回線とプロバイダを解約しましょう。回線とプロバイダの契約が別々の場合、それぞれに解約手続きが必要です。利用が終わったら、レンタル機器(ルーターなど)を返却します。

新居での利用開始手続きも早めに行います。ネット回線の公式サイトなどから申し込めますよ。

ネットの引越しでよくある失敗例

ネットの引越し手続きでよくある失敗例を紹介します。

  • プロバイダの解約を忘れ、料金を払い続けていた
  • 新居用の回線の契約手続きが遅くなり、ネットが使えない期間ができた
  • 慌てて回線を探したために、月額料金が割高な回線を契約してしまった

回線とプロバイダの契約が別々の場合は、それぞれに解約手続きをする必要があるのですが、プロバイダの解約を忘れがちです。解約忘れに気づかず、長期間料金を払い続けていたという例もあります。


またインターネットの引越し手続きが後回しになると、新居でネットが使えない期間が長くなってしまうことも。

というのも、光回線の場合には、申し込みから開通工事までに2週間~1ヶ月ほどかかるからです。回線を移転させる場合も、解約・契約する場合も、手続きは早めに行いましょう。


また急いで回線を選んだために、新居用の回線を契約した後に「もっと安い回線があった」と気づいて後悔するケースもよく聞きます。
「回線がたくさんありすぎて、どれを選んだらいいのかわからない」という人も多いかも知れませんね。

実はそんな人にも、さきほど紹介した「退去一括手続き窓口」がおすすめ。インターネットについての相談も可能で、利用中のスマホキャリアなどに合わせた回線を提案してもらえるからです。

気になる方は、以下から詳細をチェックしてみてください。

まとめ:電気・ガス・水道の手続きをまとめる方法

現在のところ、電気とガスの契約はまとめられるものの、「電気・ガス・水道」の3つの契約はまとめることができません。

ただ引越しの際に電気・ガス・水道の利用停止と使用開始の手続きをまとめることは可能です。

退去時の手続きも新居での利用開始の手続きもどちらもできるサービスには「退去一括手続き窓口」があります。

面倒な電気・ガス・水道の手続きが電話1本で終わるので、時短で楽で、手続き漏れの心配もありません。引越し前後で契約する電力会社や水道局が違う場合でも、手続きが1回で済むので楽ですよ。

会員登録不要で、「退去の手続きができる」「水道の手続きができる」のは珍しいです。

「水道のみの利用は不可」など、利用にはいくつか注意点もありますので、詳細が気になる方は以下のバナーをクリックして確認してみてください。

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退去時と入居時の電気・ガス・水道の解約や停止の手続きまとめて代行