電話番号取得方法と法人・店舗に固定電話番号を取得するメリットについて

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「固定電話の電話番号ってどうやって取得すればいいんだろう・・・」
「法人・店舗で固定電話を取得するメリットは何だろう」
このような疑問はありませんか?

固定電話と言えば、昔からあるNTTのアナログ固定電話を思い浮かべる方も多いと思いますが、今はひかり電話などのIP電話サービスも固定電話のひとつです。

今回は、これから固定電話を設置しようと考えている方に向けて、固定電話番号を取得する方法とそのメリットについて解説いたします。

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そもそも固定電話とは?

固定電話とは、その名の通り事務所や自宅などで、一定の場所に固定された電話のことを指します。

固定電話には、NTTの加入電話や共同電話、IP電話を指すことがほとんどですが、050番号のIP電話も固定電話として含むことがあります。

固定電話は家庭・小規模事務所・オフィスで何が異なる?

家庭用の固定電話とオフィスの固定電話では、機能面に違いがあります。
オフィス用の固定電話は、お客さんからの受電を他の部署に内線で繋げることができたり、複数からかかってきた電話を同時に受けたりする機能がついています。

それに対して家庭用の固定電話は、そのようなビジネスに必要な機能はついておりません。
しかし、小規模事務所の場合は法人用のビジネスフォンを利用せずに、家庭用の固定電話を利用したり、携帯電話を使ったりすることもあります。

つまりは規模が拡大し、そのようなビジネス的機能を使わざるを得ない状況になった際に、オフィス用のビジネス固定電話を導入するのもありという事です。

フリーランスで活動している方は、コストを抑えるために私用で利用している携帯電話で対応されている方も、多くいらっしゃいます。

法人・店舗に固定電話番号を取得して設置するメリットについて


次は法人オフィスや店舗に、固定電話番号を取得して設置するメリットについて見ていきましょう。

固定電話を設置することで信用力が上がる

今の時代はさまざまな選択肢があり、携帯電話ですべてを済ますという選択肢もあります。
しかし、固定電話があることによって、ビジネスをしっかり行っているという印象を与えることができます。

固定電話がある事によって審査が通りやすくなる、という話を聞いた事がある方もいるかと思いますが、昔は固定電話が自宅・オフィスにあることは当たり前でした。

現在では、加入権がなくてもNTTのアナログ電話を利用できたり(加入電話・ライトプラン)、ひかり電話などでは加入権は必要ないので、加入権自体の価値というのはほとんどなくなってきてはいますが、以前は電話利用するための権利に72000円支払う必要があったので、固定電話を持つという事自体に価値があったのです。

ビジネスで必要な機能がそろっている

オフィス・店舗用の固定電話(ビジネスフォン)では、先述の通りビジネスで必要な機能がそろっているため、通常の携帯電話だけでは円滑なコミュニケーションをとることができません。
ですので、固定電話が必要になってくるのです。

固定電話と一口に言っても、クラウドPBXと言って私用の携帯電話も固定電話と同じ役割ができるようになっていますので、固定電話の選択肢は広がっています。

NTTのアナログ電話について

まずは、従来のNTTアナログ電話についてご説明します。
従来のNTTアナログ電話を利用したい場合は、加入権(施設設置負担金)が必要になる加入電話と、加入権の必要のない加入電話・ライトプランがあります。

加入権(施設設置負担金)が不要な加入電話・ライトプランは、施設設置負担金を支払わなくてもアナログ電話が利用できる為、加入電話と比較した際には割高になっています。

このアナログ電話のメリットは、ひかり電話などの光ファイバーケーブルを利用したIP電話と比較した場合に、災害に強い点が挙げられます。

ひかり電話などは、ネット回線が必要になってくるため、災害でインターネットが使えなくなった場合には、電話も使えなくなってしまいます。
アナログ電話は光回線をもちろん使っていないので、その点で災害に強いと言えます。

NTTのアナログ電話番号はどのようにして取得する?


アナログ回線は1回線=1chで、光電話(IP電話)は1回線で数ch使える為、オフィス・店舗の固定電話導入は光電話が一般的になっています。

しかし、小規模でアナログ回線を使いたいという場合や、災害などの有事の時の為にサブで利用したいという方もいると思いますので、NTTのアナログ電話番号の取得方法を説明します。

加入電話は、局番なしの116から、もしくはNTTのホームページ申し込みフォームから行うことが可能です。

個人の場合は、運転免許証やパスポートなどを提示します。
法人の場合は登記情報提供サービスをNTTが利用してくれますが、登記情報提供サービスで確認できなかった場合には、登記簿抄本や資格証明書などで確認を取ります。

注意が必要なことは加入電話・INSネットがIP網に移行すること

実は、加入電話とINSネットはIP網に移行することが決まっています。
電話自体は、それ以降も継続的に使えるようですが、「ビル電話」「着信用電話」「支店代行電話」「有線放送電話接続電話」「キャッチホン・ディスプレイ」「ナンバー・アナウンス」などの機能の新規お申込み受付が終了しています。

参考:https://www.ntt-west.co.jp/news/1810/181025a.html

それらに近いサービスをこれから利用したい場合は、ひかり電話オフィスAやPBXの導入などの代替案をNTTがだしていますので、ビジネスでメインの固定電話を準備する場合は、はじめから光電話を導入した方がよいでしょう。

参考:https://www.ntt-west.co.jp/news/1810/181025a_1.html

ひかり電話の固定電話番号について

ひかり電話を導入する場合の固定電話番号はどうするのか?については、すでに加入電話を利用している場合は、その番号を引き続き利用することができます。(番号ポータビリティ)

もし、加入電話を利用していない場合は、ひかり電話を契約すれば電話番号を取得することができます。
すなわち、電話番号の取得は加入権がなくても可能であるという事です。

ひかり電話から光コラボに転用した場合はどうなる?

フレッツ光のひかり電話で取得したひかり電話番号は、光コラボに転用した場合に引き継ぐことができるかどうかについては、結論から言うと可能になっています。

また、光コラボから別の光コラボに変わる時も電話番号を引き継ぐことが可能です。
以前は手続きが面倒でしたが、2019年7月1日以降光コラボから光コラボの事業者変更が可能になっています。

それまでは2度の転用ができないルールがありましたが、それがなくなっているので選択の幅が広がっています。

まとめ:電話番号取得方法と法人・店舗に固定電話番号を取得するメリットについて

いかがでしたか?今回はアナログ電話と、ひかり電話の固定電話番号をテーマに解説いたしました。
今回の内容をまとめますと、
・NTTのアナログ電話で電話番号を取得する場合には、116に電話するかホームページから行う
・加入電話はIP網に移行するため電話自体は移行後も使えるが、新規申し込みできないサービスがあるため法人や店舗の固定電話はひかり電話がおすすめである
・ひかり電話は加入権がなくても新規で電話番号が取得できる
・ひかり電話の電話番号はコラボ光で引き継いで利用可能
という点がポイントでした。

固定電話と一口に言っても、種類やプランがさまざまあります。
それぞれで特徴は異なりますので、固定電話番号を取得・導入したい場合は、比較をして吟味することをおすすめします。

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