NTT東日本フレッツ光の移転手続き方法を解説!固定回線引っ越しマニュアル

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引っ越しの際に忘れてはいけないのが、インターネット回線関連の手続きです。

現在NTT東日本のフレッツ光を契約しており、「移転先でもフレッツ光が引き続き使えるのか」が気になっている方も多いでしょう。

結論から言いますと、フレッツ光の提供エリアは広いため、たいていの場合は継続利用できます。

ただ「どこからどこへ移転するか」によって転居手続き方法がかわります。また引っ越しを機に、他社回線(光コラボなど)に変更する人も少なくありません。

この記事では「NTT東日本のフレッツ光の引っ越し手続き」と「他社回線への乗り換えをおすすめするケース」について、現在NTT東日本エリアにお住まいの方に向けて解説します。

最後まで読んでいいただければ、「NTT東日本の引っ越し手続きの方法」と「あなたが他社回線に乗り換えるべきか」がわかります。

光コラボ切り替え光コラボ切り替え

フレッツ光の引っ越し手続きは2パターン

フレッツ光を利用している人が移転する場合、「どこからどこに移転するか」によって、手続き方法が異なります。

NTT東日本エリアに住んでいる場合、以下の2パターンです。

  • NTT東日本エリア内で引っ越し
  • NTT東日本エリアからNTT西日本エリアへ引っ越し

順番に解説します。

NTT東日本エリア・西日本エリアとは?

まずはNTT東日本とNTT西日本のエリアについて解説します。

「固定電話」や「フレッツ光」といったNTTのサービスは、エリアごとに「NTT東日本管轄」「NTT西日本管轄」にわかれます。

NTT東日本・NTT西日本が管轄するエリアは、それぞれ以下の通りです。

NTT東日本の管轄エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県※
NTT西日本の管轄エリア 富山県※、石川県、福井県、岐阜県、静岡県※、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

※2023年10月20日現在の情報です。

NTT東日本とNTT西日本のエリアの境目にある地域(静岡県・富山県・長野県)では、NTT西日本とNTT東日本の管轄エリアが混在していますので注意してください。

静岡県 裾野市茶畑の一部、熱海市泉の一部はNTT東日本エリア
富山県 中新川郡立山町芦峅寺の一部はNTT東日本エリア
長野県

木曽郡南木曽町の一部はNTT西日本エリア

NTT東日本エリア内での引っ越し

NTT東日本エリア内での引っ越しする場合、フレッツ光の契約先はNTT東日本のまま変わりません。

そのためNTT東日本で「フレッツ光の移転手続き」をします。

移転手続きの前には「転居先がフレッツ光のサービス提供エリア内か」や「転居先にフレッツ光を使うための設備があるか」といった確認が必要です。

移転先のエリアや設備の問題で、フレッツ光が利用できないケースもあります。

NTT東日本エリアから西日本エリアへの引っ越し

「東京から大阪へ」など、NTT東日本エリアからNTT西日本エリアに引越しする場合には、フレッツ光の契約相手がNTT東日本からNTT西日本に変わります。

そのため一旦NTT東日本との契約を解除して、移転先で新たにNTT西日本とフレッツ光の契約を結ぶことになります。同じNTTでも、NTT東日本とNTT西日本は別の会社だからです。

そのため「東日本エリアにある旧居での解約手続き」と、「西日本エリアにある新居での新規契約手続き」をします。

ちなみにNTT西日本エリアからNTT東日本エリアに転入する場合も、解約と新規契約の手続きが必要です。

エリアをまたぐ引っ越し時には乗り換えを検討する人が多い

フレッツ光を継続利用したくても、NTTのエリアをまたぐと解約・新規契約が必要です。

そのため「どうせ解約と新規契約が必要なら」と、引っ越しのタイミングに合わせて、フレッツ光以外の光回線に乗り換える方も多くなっています。

個人契約なら「スマホとのセット割」などがある「光コラボ」のほうが、フレッツ光よりオトクになるケースが多いことも影響しています。

光コラボとは…

フレッツ光回線を利用し、プロバイダ各社が提供しているサービス。回線の品質はフレッツ光と変わらず、各社独自の「割引」「特典」「キャンペーン」が受けられるのが特徴。またフレッツ光と異なり、光回線とプロバイダの契約が一体化している。

以下のようなキャンペーンを実施している光コラボも多数あります。

  • 初期工事費が実質無料
  • 月額料金の割引
  • フレッツ光解約時の「違約金」をキャッシュバック

ただ光コラボの数は多く、キャンペーンも適用条件や実施期間などが複雑で、比較サイトなどを見て調べるのはかなり大変です。

ラクにオトクな光コラボを調べたい方は、無料で使えるこちらのコラボ光乗り換え窓口をご利用ください。

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【具体的な手続き方法】NTT東日本エリア内での引っ越しの場合

NTT東日本管轄エリア内で引っ越し、継続してフレッツ光を利用する場合は「移転手続き」を行います。具体的な手続き方法を紹介します。

  1. 移転手続きに必要な情報を準備する
  2. NTT東日本にフレッツ光の移転を申し込む
  3. 新居で開通工事を行う

移転手続きに必要な情報を準備する

まずはフレッツ光の引っ越し手続きに必要な情報を準備します。

  • 新居の住所
  • 利用中の電話番号
  • 契約者名義
  • お客さまID
  • 新居での開通工事の希望日

お客さまIDは「開通のご案内」または「料金請求書」に記載されています。

NTT東日本にフレッツ光の移転を申し込む

必要な情報が揃ったら、NTT東日本に移転を申し込みます。

電話(0120-116116)でも申し込めますが、オンラインでの手続きが便利です。電話だと受付時間が限られるからですね。

NTT東日本の手続きページで新居の郵便番号または住所を入力すると、「フレッツ光の利用可否」「契約できるフレッツ光のプラン」が判定されます。

契約できるフレッツ光のプラン

フレッツ光のプランには大きく分けて「フレッツ光クロス(通信速度最大概ね10Gbps)」と「フレッツ光ネクスト(通信速度最大概ね1Gbps)」があります。フレッツ光クロスは提供エリアが限られており、NTT東日本エリア内であっても住所によっては利用不可です。

ちなみに引っ越し先で「フレッツ光クロス」と「フレッツ光ネクスト」のどちらも利用できる場合、画面上部に大きく表示されるのは「クロス」です。

「クロスではなくネクストを契約したい」という場合は、画面中ほどの「その他の個人のお客さま向けプラン」から契約したいプランを選んでください。

プランを選んで進むと、申し込み情報の入力画面が表示されるので、お客さまIDなどの必要情報を入力して送信しましょう。

申し込み後「開通のご案内」などの書類が送られてきます。

新居で開通工事を行う

新居で実際にフレッツ光を使うためには、開通工事が必要です。開通工事の内容は、引っ越し先の設備などによって異なります。

例えばすでにフレッツ光を利用するための設備が整っている場合(賃貸マンションや中古物件など)、作業員による作業がないことも。

一方で新築物件や「フレッツ光の設備がない部屋」では、作業員による「光ファイバーの引き込み」「光コンセントの設置」が必要です。

標準的な工事の場合、作業時間は1~2時間程度と考えてください。

当日の作業をスムーズに進めるため、工事前に「どこに光コンセントを設置するか」を決めておきましょう。

NTT東日本の移転工事の費用は?

移転工事にかかる費用は、新居の建物種別や設備の状況(どんな工事が必要か)によって異なります。

フレッツ光クロス・フレッツ光ネクストで、作業員による標準的な工事を行う場合には、移転工事は以下のようになります。

プラン名 一括払いの場合 分割払いの場合

ファミリータイプ

(戸建て用、3戸以下の建物)

  • 屋内配線工程あり:19,800円
  • 屋内配線工程なし:8,360円
  • 屋内配線工程あり:825円/月×24回
  • 屋内配線工程なし:348円/月×23回(最終月は356円)

マンションタイプ

(4戸以上の建物)

  • 屋内配線工程あり:16,500円
  • 屋内配線工程なし:8,360円
  • 屋内配線工程あり:687円/月×23回(最終月は699円)
  • 屋内配線工程なし:348円/月×23回(最終月は356円)

※2023年10月20日時点の情報です。※金額は税込みです。

土日祝日に工事する場合には、追加で3,300円(税込み)がかかります。

また年末年始に工事する場合は工事代金が変わりますので、移転の申し込み時にNTT東日本に確認してください。

【具体的な手続き方法】エリアをまたぐ引っ越しの場合

NTT東日本エリアからNTT西日本エリアに引っ越す場合、移転手続きはできません。NTT東日本でフレッツ光を解約してから、NTT西日本で改めて新規契約する流れになります。

手続きの流れを解説します。

  1. NTT東日本にフレッツ光の解約を申し込む
  2. NTT西日本にフレッツ光の新規契約を申し込む
  3. 新居で開通工事を行う

NTT東日本にフレッツ光の解約を申し込む

まずはNTT東日本にフレッツ光の解約を申し込みます。

申し込み方法はオンラインです。ウェブブラウザがインターネットエクスプローラー(IE)だと画面操作できないので注意してください。

入力する情報は「お客様ID」か「フレッツ光を利用中の住所(旧居の住所)」などです。必要な情報を入力して送信しましょう。

なおNTT東日本からネット関連機器(ルーターなど)をレンタルしている場合は、解約後に返却が必要です。

申し込み後、NTT東日本の担当者から電話またはメールで連絡が入ります。

フレッツ光の解約に違約金はかかる?

フレッツ光を解約する場合、利用している割引や解約する月によっては違約金(中途解約金)が発生します。

具体的には2年自動更新制の「にねん割」を利用している場合、契約満了月~翌々月(3ヶ月間)以外に解約すると、以下の中途解約金がかかります。

  • 戸建てタイプ:4,950円
  • マンションタイプ:1,650円

また「旧居でのフレッツ光開通時の初期工事費」を分割払いしていて、支払いが残っている場合には、残っている分を一括で支払うことになります。

NTT西日本にフレッツ光の新規契約を申し込む

引っ越し後にNTT西日本エリアでもフレッツ光を使う場合、NTT西日本にフレッツ光の新規契約を申し込みます。

NTT西日本の新規申し込みページで新居の郵便番号または住所を入力すると、「フレッツ光が利用できるかどうか」や「契約できるプラン」が判定されます。

その後以下のように入力・洗濯していきます。

  • 契約するプラン(フレッツ光クロスまたはフレッツ光ネクスト)を選択
  • オプション(ひかり電話やフレッツ・テレビ)の有無を選択
  • 割引サービス(光はじめ割)の適用有無を選択
  • プロバイダーを選択
  • ルーターのレンタル有無を選択
  • クラウドサービスの利用有無を選択
  • 契約者名・支払い情報などの必要情報を入力

フレッツ光では光回線とプロバイダを別に申し込む必要があります。「withフレッツ」を選択すれば、プロバイダ料金はフレッツ光とまとめて請求されます。

NTT西日本の申し込み画面で選べる「withフレッツ」のプロバイダは以下の通りです。

  • ASAHIネット光withフレッツ
  • BIGLOBE光パックNeowithフレッツ
  • WAKWAK光withフレッツⅡ
  • OCN光withフレッツ
  • ぷらら光メイトwithフレッツ
  • So-net 光withフレッツ S
  • DTI 光withフレッツ
  • @nifty 光ライフwithフレッツ
  • hi-ho光withフレッツプラス
  • BB.excite光withフレッツ

新居で開通工事を行う

転居後、新居でのフレッツ光の開通工事を行います。

屋外から建物に光ファイバーを引き込み、宅内に光コンセントを設置するのが基本的な工事内容です。

新居で「どこに光コンセントを設置して、どこにルーターを置くか」などを決めておきましょう。

ただ転居先にすでにフレッツ光の設備があるなら、工事内容は少なくなります。作業員が派遣されないこともあります。

例えば賃貸マンション・中古物件などで前の入居者が光回線を使っていた場合などは、工事内容は少なくなる可能性が高いです。

開通工事の費用は?

NTT西日本の開通工事にかかる費用は、契約するプランや新居の建物によって異なります。標準的な工事の場合、以下のような料金となります。

プラン名 一括払いの場合

ファミリータイプ

(戸建て用)

19,800円

マンションタイプ

(フレッツ光クロス、ひかり配線方式、VDSL方式)

16,500円

マンションタイプ

(LAN方式)

8,360円

※2023年10月20日時点の情報です。※金額は税込みです。

上記は一括払いする場合の金額ですが、分割払いにもできます。なお土日祝日に作業員に来てもらう場合には、3,300円(税込み)の追加料金が必要です。

なおマンションタイプの「ひかり配線方式」「VDSL方式」「LAN方式」は、建物内部の配線方式の名前です。建物ごとに方式が決まっているため、入居者が配線方式を変更することはできません。

【具体的な手続き方法】フレッツ光から他社回線に乗り換える場合

引っ越しをきっかけに、フレッツ光から他社回線に乗り換える人も多数います。

フレッツ光は個人向けの特典(スマホとのセット割引など)がほとんどないからです。また光コラボなら回線とプロバイダの契約が一体化していて手間がありません。

そこでこの章では、フレッツ光から他社回線(光コラボ)に乗り換える場合の手続きについて解説します。

  1. 新居で使う回線を決める
  2. 新規契約を申し込む
  3. フレッツ光とプロバイダの解約
  4. 新居で開通工事

なおフレッツ光以外の回線に「NURO光」「コミュファ光」などがありますが、対応エリアが限られているため、解説しません。

新居で使う回線を決める

まずは新居で使いたい光コラボを決めます。有名な光コラボの例は以下の通りです。

  • ドコモ光
  • ソフトバンク光
  • ビッグローブ光
  • enひかり
  • エキサイトMEC光

「光コラボの比較サイト」「ランキングサイト」を参考に選ぶ方もいますが、紹介されている光コラボが多すぎて、決められない方も多いでしょう。

光コラボの選び方の基本は、契約しているスマホキャリアと合わせること。スマホキャリアと合わせれば、スマホの月額利用料金が割引されるからです。

同じキャリアを使っている家族全員の月額料金が安くなるので、ぜひ光コラボとスマホキャリアと揃えましょう。

スマホとのセット割がある主な光コラボは以下の通りです。

ドコモ光 ドコモスマホの月額料金最大1,100円割引
ソフトバンク光

・ソフトバンクスマホの月額料金最大1,100円割引

・ワイモバイルスマホの月額料金最大1,188円割引

ビッグローブ光 auスマホの月額料金最大1,100円割引

※2023年10月20日時点の情報です。※金額は税込みです。

スマホが格安SIMの人におすすめの光コラボは?

最近は月額料金の安い格安SIMを使っている方も多いですよね。

格安SIMの場合は、光コラボと揃えても「割引がない」「割引額がかなり小さい」というケースが多いです。

そのため格安SIMを使っている人は単純に「月額料金が安くて評判の良い光コラボ」を選ぶとよいでしょう。

通信速度重視の人におすすめの光コラボは?

反応速度が重要なオンラインゲームや高画質の動画をストレスなく楽しむためには、通信速度が重要です。

通信速度を重視する方には、「10ギガプランのある光コラボ」をおすすめします。NTTの「フレッツ光クロス」に相当するプランですね。

具体的には、以下の光コラボに10ギガプランがあります。

  • ソフトバンク光
  • ドコモ光

10ギガプランはフレッツ光クロス同様、利用できるエリアが限られます。申し込み前には「新居で10ギガプランが利用できるのか」を確認しましょう。

以下の窓口で確認もできます。

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すぐネットを使い始めたい人におすすめの光コラボは?

光コラボは、申し込んですぐネットが使えるようになるわけではなりません。どの光コラボでも、基本的には申し込みから開通工事まで2週間~1ヶ月程度かかります。

引っ越し直後、家でインターネットが使えない期間ができるのは困る人には、ソフトバンク光がおすすめ。

ソフトバンク光なら、開通工事を待つ間に「Airターミナル」または「Pocket WiFi」を無償でレンタルできるからです。ただしレンタル機器は選べません。

新規契約を申し込む

光コラボを選んだから、新規契約を申し込みます。

申し込み方法は光コラボにより異なり、オンライン・電話・店舗(携帯ショップや家電量販店)などがあります。

時間を選ばず手続きできるのはオンライン申し込み。

対面で相談しながら申し込みたいなら、店舗で申し込むのがよいでしょう。店舗に出向く際の注意点は以下の通りです。

  • 来店予約する
  • 営業担当者のトークに乗せられて、不要なオプションを契約しない

フレッツ光とプロバイダの解約

フレッツ光とプロバイダの解約手続きを行います。

解約方法は「エリアをまたぐ引っ越しの場合」で解説したとおりです。

転居の1ヶ月ほど前に手続きしておくとよいでしょう。

新居で開通工事

転居後、新居で光コラボの開通工事を行います。光コラボはフレッツ光の回線を使うので、工事内容はフレッツ光の開通工事と同じです。

引っ越し先で使う光コラボをどれにするか迷っている方は、ぜひこちらのコラボ光乗り換え窓口で相談を。電気やガスの引っ越し手続きもまとめて依頼できます。

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フレッツ光の移転時・解約時に共通する注意点

この章では、NTT東日本エリア内でフレッツ光を移転する場合も、解約して他社回線やNTT西日本のフレッツ光を契約する場合にも、共通して注意すべきことを紹介します。

  • 手続きには「お客様ID」が必要
  • プロバイダの移転・解約手続きを忘れずに
  • 賃貸物件からの退去では「撤去工事の有無」に注意
  • 賃貸物件への入居では「開通工事の許可の有無」に注意
  • 移転や新規契約は早めに申し込む

順番に解説します。

手続きには「お客様ID」が必要

フレッツ光の手続きには「お客さまID」が必要です。

お客様IDは「料金請求書」か、フレッツ光契約時に渡された「開通のご案内」に載っています。

どうしてもお客様IDがわからない場合には、NTT東日本の窓口(0120‐116116)に連絡してください。「開通のご案内」を再発行してもらえます。

 

プロバイダの移転・解約手続きを忘れずに

フレッツ光を移転・解約させる場合には、プロバイダの移転・解約手続きも必要です。

フレッツ光はネット回線とプロバイダの契約が別々だからです。

NTT西日本でフレッツ光を新規契約する時も、新たにプロバイダと契約する必要があります。

移転・解約手続きは、契約しているプロバイダの手続きページでできます。

解約を忘れると無意味なプロバイダ料金を払い続けることになるので、十分注意してください。

賃貸物件からの退去では「撤去工事の有無」に注意

賃貸物件からの退去では「撤去工事の有無」に注意しましょう。

退去に当たり管理会社やオーナーから「原状回復が必要なので、光回線関連の設備を撤去してください」と言われることがあるからです。

撤去を求められたら、「光コンセントや配線の撤去工事」をNTT西日本に依頼しましょう。撤去工事には立ち会いが必要なので、日時調整も必要です。

退去連絡時に「光回線の設備は撤去すべきか」を確認しておいてください。

ただ光回線設備があれば次の入居者がラクに光回線を利用開始できるため、実際に撤去を求められることは少ないでしょう。

ちなみに「持家で引っ越し後に建物を取り壊す」場合も、光ファイバーの撤去作業が必要となります。

賃貸物件への入居では「開通工事の許可の有無」に注意

賃貸物件への入居では、「開通工事するにあたり、管理会社や大家さんに許可をとるべきか」を確認しておきましょう。

開通工事の許可が必要な賃貸物件もあるからです。許可が必要な物件なのに許可なしで工事すると、以下のような事態になる可能性があります。

  • 工事を中断させられる
  • 高額の原状回復費用を請求される

許可の必要性について、ケース別にまとめました。

許可が必要ない物件 フレッツ光のマンションタイプが既に導入されている物件
許可が必要な物件

・光回線の設備がない物件

・フレッツ光以外のネット回線(NURO光やCATV回線など)が導入されていて、どうしてもフレッツ光を利用したい場合

物件の契約時に「建物や部屋には、既に光回線の設備があるのか」「工事する必要があるのか」を、管理会社や仲介してくれる不動産会社に聞いたうえで、工事の許可を得ておきましょう。

「工事で壁に穴を開ける必要がある」などの場合、大家さんが工事を嫌がることもあります。どうしても光回線の工事ができないなら、「ホームルーター」「モバイルWi-Fi」などを利用するしかありません。

移転や新規契約は早めに申し込んでおく

フレッツ光の移転・新規契約や光コラボの新規契約は、早めに申し込むのが鉄則です。

申し込んですぐインターネットが使えるようになるわけではないからですね。

移転・開通工事が行われるのは申し込みから約2週間~1か月後なので、転居後すぐネットを使い始めたい場合には、余裕をもって申し込む必要があります。

3~4月の引っ越し繁忙期は工事予定が混みあうので、早めに工事希望日を押さえておきましょう。

まとめ

フレッツ光の引っ越し手続きは、「どこからどこに引っ越すか」によって異なります。

  • NTT東日本のエリア内で引っ越すなら「移転手続き」
  • NTT西日本エリアに引っ越すなら「解約と新規契約の手続き」

そのためまずは現在の住所と新住所が、どちらのNTTの管轄になるかを調べましょう。

また引っ越しを機に、フレッツ光からオトクな光コラボに乗り換える人も多数。

光コラボは以下のように「使っているスマホキャリアと合わせる」のがおすすめ。

  • ドコモユーザーならドコモ光
  • ソフトバンク・ワイモバイルユーザーならソフトバンク光
  • auユーザーならビッグローブ光

こちらのコラボ光乗り換え窓口では、おすすめの光コラボを無料で提案してもらえます。

引っ越しを控えている方や光回線を乗り換えたい方は、ぜひ詳細をチェックして申し込んでください。

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