仮住まいでオススメのインターネット利用方法は?

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自宅のリフォームや建て替え中、あるいは短期限定の転勤中など、一時的な「仮住まい」でインターネットを利用したいという方は多いです。

「リフォーム中、自宅のネット回線を休止して支払いをお休みできる?」「ネット回線も仮住まいに持っていくことはできる?」など、「もともとの自宅のインターネット回線をどうしたらいいのか」と迷いますよね。

基本的に休止はできないので、自宅の回線はそのままにして、仮住まいに新しい回線を導入するのがおすすめです。

仮住まいでのインターネット回線についてはモバイルWi-Fiを選ぶ方もいますが、実は一時的な利用であっても光回線がおすすめ。

モバイルWi-Fiはデータ通信量が多いと速度が不安定になるため、「オンラインゲームや動画をストレスなく楽しる環境にしたい」「テレワークでのオンライン会議に使う」という人や、家族みんなでインターネットを利用する家庭にはあまり向いていないんです。

短期間の仮住まいで快適にインターネットを利用するおすすめの方法や、契約のコツについてお伝えします。

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一時的にインターネット回線を休止することは可能?

もともとの自宅で光回線を利用していたという方は、リフォームなどで一時的に自宅を離れる際「もともとの回線を休止できないかな」と考えるのではないでしょうか。リフォームの期間中だけ回線を休止して、月額利用料の支払いをとめられたら便利ですよね。

そんなことはできるのでしょうか。

インターネットの一時休止はできない

残念ながら、基本的にインターネット回線の「一時休止」や「一時中断」はできません。事情があっても「半年だけお休み」ということは原則不可です。

これはNTTのフレッツ光でも、いわゆる「コラボ回線」でも同様です。

インターネットの移転は可能

自宅の回線については「今使っているネット回線を仮住まいに持っていく」という方法が考えられます。インターネットの引っ越しです。

契約している光回線や仮住まいの場所によっては、インターネットの移転が可能です。

光回線には「提供エリア」があります。その光回線の提供エリア外に引っ越す場合、移転ができません。

たとえばeo光(関西電力系の株式会社オプテージが提供)なら関西エリアのみ、コミュファ光(KDDI系列の中部テレコミュニケーション株式会社が提供)なら東海エリアのみで提供されています。それぞれの提供エリア外への引っ越しなら、移転できないので解約する必要があります。

リフォームや建て替えにともなう仮住まいなら近隣への引っ越しが多いでしょうから、提供エリア外にでることはほぼないでしょう。しかし転勤などの場合は注意してください。

フレッツ光もNTT東日本とNTT西日本にわかれているのでNTT西日本エリアからNTT東日本エリアに引っ越すなら、移転は不可です。

移転には工事費がかかる

移転の手続きは光回線サービスのサイトか電話で申し込み、必要書類を送付しておこないます。荷造りなどが忙しい中で面倒ではありますが、難しくはありません。

ただデメリットは移転にあたり「移転工事費」がかかってしまうこと。例として、NTT東日本のフレッツ光の移転工事費を紹介します。

戸建て 8,360~19,800円(税込)
集合住宅 8,360〜16,500円(税込)

仮住まいからもとの自宅に戻るときには、また移転工事費が必要になります。短期間で2回も工事費を払うのは、ちょっと嫌ですよね。

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仮住まいでのオススメのインターネット利用方法は?

仮住まいのインターネット利用方法は3択。先ほど紹介した「移転」のほかにもふたつの方法があります。

・自宅から仮住まい先へインターネット回線を移転
・自宅の回線は解約し、仮住まい先で回線を新規契約
・自宅の回線はそのままにし、仮住まい先で回線を新規契約

おすすめなのは「現住所のインターネット回線は契約したまま、仮住まい先でインターネット回線を新規契約」する方法。その理由を紹介します。

仮住まいにオススメのインターネット利用方法

仮住まいする場合には、現住所のインターネット回線は解約せず残し、仮住まい先で別の光回線を導入することをおすすめします。

移転できる場合でも、手続きと工事費が2回ずつ必要となるため、手間と費用がかかるからです。

仮住まいの期間が比較的短いなら、新設工事と2回線分の月額利用料を払ったしても、移転工事費を2回負担するよりは安く済む場合も。フレッツ光だと、移転工事費は1回につき8,360~19,800円(税込)もかかってしまいますからね。

仮住まいでネットを利用する期間や利用プランによっては、インターネットを移転したほうがお得になる可能性もあります。

かかる費用をケース別にまとめましたので、比較してみてください。

ケース もとのネット回線の解約料 月額使用料 移転工事費 新設工事費 仮住まいのネット回線の解約料
エリア内で移転 なし あり あり×2回 なし なし
移転しない なし あり×2箇所 なし あり 負担しない方法あり
エリア外なので解約 基本あり あり なし あり 負担しない方法あり

単純に考えると「仮住まいでの使用料総額<(移転工事費×2回分)ー新設工事費(契約料含む)」であれば、インターネット回線を移転せずに残すほうが安くなります。

仮住まいがマンション・アパートなら「集合住宅プラン」で月額使用料が安くなることも。ぜひ計算してみてください。

また仮住まいがネット整備済みのウィークリーマンションなどなら、あれこれ考える必要はありませんね。仮住まいのネット環境については、不動産業者にきちんと確認しておきましょう。

重要なのは解約金の有無

ここで重要なのが、仮住まいで導入したインターネットの「解約金」です。回線の種類や利用状況によりますが、インターネットの短期解約時には、解約金が10,000円程度かかることも。

解約金がかかると「移転しない」「エリア外なので解約」という選択をした場合の費用総額が高くなります。

ただ解約金を負担しないで契約する方法があるので、のちほど詳しく紹介します。

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モバイルWi-Fiでは容量不足?

さきほど紹介した表を見て、「面倒な計算は嫌」「いろいろ考えるのがしんどいから、手軽なモバイルWi-Fiにしとこう」と思った方もいるかもしれません。

でもちょっと待ってください!

モバイルWi-Fi(ポケットWi-Fi)には容量制限があり、データ通信量が多くなると速度が不安定になります。「SNSへの投稿を楽しむ」くらいの利用なら問題ないでしょうが、動画視聴やオンラインゲームが趣味の人や、みんなでネットを利用する家庭だと、不都合を感じかねません。

モバイルWi-Fiの容量制限とは?

モバイルWi-Fiは、データ通信の容量に制限があります。契約するプランによりますが、例えば「月間7G(ギガ)まで」などです。

「月間のデータ容量無制限」「ギガ放題」とうたっているモバイルWi-Fiも、よく見ると「3日で10Gを超えたら、速度制限がかかる」といった但し書きがついています。

モバイルWi-Fiサービスの容量制限をまとめました。

モバイルWi-Fi(プラン名) 容量制限
Broad WiMAX ギガ放題プラン 3日で10Gを超えた場合、速度が制限される
Broad WiMAX ライトプラン 月間7GBまで
Softbank air 夜間に速度制限の可能性あり
ネットワーク高負荷エリアで速度制限の可能性あり
UQ WiMAX ギガ放題 3日で10Gを超えた場合、速度が制限される

我が家もずっとモバイルWi-Fiを使っていたのですが、動画配信サービスを利用するようになってから、モバイルWi-Fi環境に不満を感じるようになり、ネットを光回線に変えました

モバイルWi-Fiは仕事利用にも不向き

モバイルWi-Fiには容量制限があるため「テレワークに使う」のにも、やや不安があります。とくにビデオありでオンライン会議ツールを使うという人は、データ通信量が多くなるため要注意。

「月末になると動画がとまる」「ゲームがサクサク動かない」という状態でも、プライベートなら許せるかもしれません。けれど仕事に支障が出るのは困りますよね。

実際私の周りにも、「テレワークをきっかけにネット環境を改善したくなり、モバイルWi-Fiから光回線に変えた」という人が多数います。

やっぱり仮住まいでも光回線がおすすめ


仮住まいであっても快適なインターネット環境がほしいなら、速度が安定する光回線がおすすめ。

光回線ならデータ通信容量は無制限なので、仕事でもプライベートでも、データ量を気にする必要はなし。家族みんなでネットを利用しても安心です。

モバイルWi-Fiとは違って、物理的に光ファイバーケーブルを家の中にまで引き込むので、通信が安定しています。

短期間の仮住まいでも、インターネット環境が悪いとかなりストレスを感じるでしょう。

先日「大学生の娘から、自宅のネット回線が貧弱だとなじられて喧嘩になった」という話も聞きました。ご自身や家族の不満につながらないように、光回線を導入することをおすすめします。

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光回線を仮住まいでも解約金なしで利用する方法は?

仮住まいで快適にインターネットを利用するなら光回線です。

けれど通常の契約方法だと、光回線を短期で解約した場合には違約金・解約金がかかります。解約金を払うと、移転工事費が浮いた分が帳消しになってしまう可能性も。

インターネットの短期契約の解約金と、解約金を負担せず契約する方法についてご紹介します。

ネットの短期解約には解約金がかかるのが普通

通常の光回線の契約だと2年や3年など「契約期間の縛り(最低契約期間)」があります。そして短期での解約や契約更新月以外の解約だと、違約金・解約金が発生します。

有名・人気サービスの公式サイトを参考に、各ネット回線の最低契約期間と解約金の情報をまとめました。

サービス・プラン名 最低契約期間 解約金(税込)
フレッツ光 にねん割(東日本エリア) 2年間 1,650~10,450円
NURO光 G2 V

2年間 10,450円
ソフトバンク光 自動更新ありプラン(2年)【光コラボ】 2年間 10,450円
ドコモ光 定期契約プラン【光コラボ】 2年間 8,800~14,300円
楽天ひかり【光コラボ】 3年間 10,450円

ドコモ光など人気の光回線でも、2年以内の契約だと違約金がかかることがわかります。

「短期解約で解約金がかかるなら、仮住まいでの光回線はやめておこう」と思った方、次に紹介する「解約金なしでインターネットを短期解約する方法」を読んでください。実はとても簡単な方法で、解約金の負担をなくせるんです。

解約金なしで短期解約する方法

仮住まい用に解約金なしでインターネットの光回線を短期契約したいなら、申し込みの窓口に注意しましょう。実は「短期解約でも解約金がかからない申し込み窓口」があるんです。

こちらの【NTT】電話・インターネット回線の短期契約窓口はNTTのインターネット光回線(フレッツ光)が「短期解約でも解約金なし」で契約可能。

取次窓口になっている会社が解約金を利用者の代わりに負担してくれるシステムになので、解約金の負担はありません。

ついでにインターネットを使うときに必要なプロバイダーも手配してくれて、プロバイダーも短期解約時の解約金負担なしで契約できますよ。

「本当に解約金がかからないの?」「怪しい窓口じゃない?」と不安な方も大丈夫。多くの個人や企業がネット導入の際に利用している、取次実績の豊富な窓口なので安心です。

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光回線ならNTTが安心

光回線にはいろいろな種類があります。その中でもおすすめなのはNTTのフレッツ光です。

インターネットに詳しい方なら「フレッツ光なら、ドコモ光やぶらら光などの光コラボ(コラボ事業者)でも回線が使えるでしょ」と思うかもしれません。確かにそうなのですが、NTTのフレッツ光には、NTTならではの良さが。

代表的なものを紹介します。

  • 電話も使える
  • 対応エリアが広く、契約しやすい
  • サポート対応が丁寧
  • ポイントがたまる

光回線で電話が使える

フレッツ光環境なら、「ひかり電話」を安く使うことができます。電話番号は市外局番から始まり、使い勝手は一般加入電話とほぼ変わりません。

「家に固定電話をおいておきたい」という人にはぜひおすすめです。

供給エリアの広さ

フレッツ光は日本全国にネット回線を供給しています。そのため仮住まい先がどこであっても契約しやすいのがメリット。

前半で少し紹介したように、光回線には「提供エリアは関西限定です」など、地域限定の回線もあります。フレッツ光なら対応エリアが広いため安心ですよ。

大手ならではのサポート力

フレッツ光のサポート対応に関しては、「丁寧」「親切」というクチコミが。「インターネット回線に詳しくない」「サポートが充実しているネット回線が安心」という人におすすめです。

ちなみに私の実家はフレッツ光ではない光回線(マンションタイプ)をひいています。両親はインターネットに関してまるで無知なので、よくサポートデスクに電話をするらしいのですが、「対応が悪い」「わからないから電話しているのに、全然親身になってくれない」と不満たらたら。愚痴を聞かされるたびに「NTTなら違うのかな」なんて思ってしまいます。

ポイントがたまる

フレッツ光には「フレッツ光メンバーズクラブ(NTT東日本エリア)」「Club NTT-West(NTT西日本エリア)」という会員サービスがあり、光回線の利用に応じてポイントがたまります。光回線を利用していると、1ヶ月に100ポイントが付与されますよ。

ただ「短期間の契約だったら、アイテムに交換できるほどたまらないでしょ」と思うかもしれません。たしかに半年くらいの契約だと、旅行券などの商品に引き替えるまではたまりません。

しかしフレッツ光メンバーズクラブだと1ポイント単位で利用料金支払いに充当できてお得ですし、Club NTT-Westでも1ポイントから寄付することが可能で社会貢献できます。

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工事の目安は1ヶ月前後、申込みはできるだけ早めがおすすめ

NTTのフレッツ光を利用するには、光ファイバーケーブルを建物内・室内まで引き込む工事が必要。

工事は申し込みから2週間~1ヶ月先になるため、早めに申し込みしておくと安心です。

工事までは申し込みから1ヶ月前後かかる

NTTの工事は予約制で、早く申し込みをした個人・会社から、工事希望日を予約していくシステムです。

申し込みから工事までは2週間~1ヶ月程度。申し込み後、工事までどれくらい待つかは、時期や申し込み件数、エリアや引っ越し先物件が新築かどうかなどによって異なります。

仮住まいへ引っ越しした後、できるだけ早くインターネットを利用したいですよね。それなら、とにかく早く申し込みをして、希望の工事日をおさえましょう。

ちなみに工事当日の作業は、通常であれば1時間程度で終わります。

土日祝日も工事は可能

「平日は忙しくて家にいない」という人は、土日祝日の工事も可能です。ただしその場合には追加で3,300円の料金が発生します。

「できるだけ節約したい」ということなら、引っ越し休暇を使ったり仕事の都合をつけるなどして、平日に工事することをおすすめします。

契約期間1ヶ月未満ならモバイルWi-Fiを

光回線の開通には、2週間~1ヶ月程度かかってしまいます。そのため仮住まい期間が1ヶ月未満で、申し込みがギリギリになると、インターネット開通が間に合わない場合も。

「仮住まい期間が短く、しかもすぐにインターネット回線が必要」なら、ネットは光回線よりモバイルWi-Fiがおすすめです。

モバイルWi-Fiは工事が不要で、必要な機器(モバイルルーター)が届いたらすぐネットを利用できます。中には当日や翌日から使えるものも。通信速度が不安定というデメリットはありますが、「短期間であれば、通信が多少不便でも許容できる」という場合には活用できます。

注意点としてはモバイルWi-Fiも「短期契約だと解約金がかかる」というケースが多いこと。

また「仮住まいだからモバイルWi-Fiを契約したけど、結局我慢できずに固定回線をひいた」という人もいます。モバイルWi-Fiが「自分のネット利用スタイル・利用量にあっているか」を考えてから契約しましょう。

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まとめ:仮住まいでインターネットを快適に利用する方法

自宅のリフォームや建て替えで仮住まいする場合、自宅のインターネット回線はそのままにして、仮住まいに新しいインターネット回線を導入する方法がおすすめ。

仮住まいの期間によりますが、解約金なしで契約すれば、従来のネット回線を移転するより安く済む可能性が高いからです。

「仮住まいだし」「短期だし」と仮住まいのインターネット回線としてモバイルWi-Fiを選ぶ方もいますが、一時的な利用であっても光回線をおすすめします。

私は夫婦二人暮らしでモバイルWi-Fiを使っていましたが、ひとりが動画サイトにアクセスすると、もうひとりの通信速度が一気に落ちて、いつもどちらかがイライラしていました。

光回線の中では、オプション、サポート力、エリアの広さなどからNTTのフレッツ光がおすすめ。

解約金なしの短期契約でフレッツ光を契約したいなら、ぜひ以下の窓口で詳細を確認してください。申し込みからネットの開通工事までは時間がかかるので、引っ越しが迫っている人は早めに申し込みしましょう。

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