マンションのインターネット契約・選び方のポイントや人気の光回線を解説

また「インターネット無料のマンションだから入居したけど、速度が遅すぎてストレス！自分で別の回線を契約できないの？」という疑問もよく聞きます。

そこでこの記事では「マンション・アパートなどの集合住宅でインターネットを契約する方法」や「マンション別のおすすめインターネット回線」について解説します。

最後まで読んでいただければ、どのネット回線を契約すればいいのかわかります！

マンション・集合住宅でインターネット契約をするには？

マンション・アパートなどの集合住宅でインターネットを契約する場合、おおまかには以下のような流れとなります。

• お住まいのマンションで使えるインターネット回線を調べる
• 契約可能な回線を比較
• 契約申し込み

まずはマンションのタイプ別に、契約できる回線について解説します。

マンションによって契約できるインターネットが違う

マンションにより契約できるインターネット回線は異なります。マンションの設備により、どの回線が使えるかが変わるからです。

詳しく解説します。

インターネット未導入マンションは「好きな回線を契約」

インターネット未導入のマンションは、インターネット設備がまったくない状態です。

そのため自分で好きな「光回線」または「モバイルWi-Fi」を契約します。

おすすめなのは通信が高速で安定している「光回線」です。オトクに使える光回線の選び方については、のちほどご紹介します。

ただ現時点で光回線未導入のマンションは、もしかしたら「立地の問題などで、どうやっても光回線の工事ができない」場合も。

「光回線が導入できない」「管理会社の許可が出ない」といった場合は、「置き型Wi-Fi」「モバイルWi-Fi」を検討しましょう。

インターネット対応マンションは「対応回線から選んで契約」

インターネット（光ファイバー）対応マンションでは、マンション自体には光回線の設備があります。ただネット利用したい人は各戸で光回線を契約しなくてはいけません。

契約先は、マンションの設備が対応している光回線の中から選びます。

マンションが導入している光回線をざっくりわけると、「フレッツ光か、それ以外か」です。フレッツ光対応のマンションなら、光コラボも契約できます。

光コラボとは、NTTのフレッツ光回線と各通信業者・プロバイダの独自サービスを組み合わせたサービスです。フレッツ光よりも安い月額料金で利用できます。

またインターネット対応マンションの中には、光回線ではなく「J:COM」などケーブルテレビのインターネット回線を導入しているケースも。

どの回線に対応しているかは、マンション・アパートの管理会社に確認すればわかります。契約できる回線を比較検討し、申し込みましょう。

インターネット無料マンションは「導入されているネットを使う」

インターネット無料マンションでは、導入されているインターネット回線を使います。「契約手続きも工事も不要」かつ「無料」なので、とても便利でオトクです。

ただインターネット無料マンションの回線は、通信速度が遅くなりがち。以下のような理由が考えられます。

• 入居者みんなで回線を共有しているから
• 管理会社が安価なプランを契約しているから

「特に土日や夜間などは、賃貸マンションのインターネットが全然繋がらない」「遅すぎて使い物にならない」という声をよく聞きます。

そのためマンションに導入済みの回線を使わず、光回線の「戸建てプラン」や「メゾンタイプ」を個別に契約する人もいます。個別契約すれば自分だけで回線を快適に使えるからです。

光回線を個別契約する際の注意点は以下のとおりです。

• 月額料金がかかる
• 導入工事にあたり管理会社の許可が必要
• 階数によっては導入不可

光回線ではなく「置き型Wi-Fi」「モバイルWi-Fi」であれば工事不要で使えます。そのため光回線を個別導入できない場合は、「置き型Wi-Fi」が有力な候補となります。

またケーブルテレビのインターネットが導入できるマンションもあります。「プロバイダ契約が不要」などのメリットはありますが、通信速度が遅いことが多いためあまりおすすめしません。

1番安いインターネットはどれ？選び方のポイントは？

インターネット回線を契約する時、気になるのは「通信の速さ・安定性」と「料金」ですよね。

通信が安定していて速いのは、断然光回線です。そしてどの光回線が1番安くなるかは、契約者のご利用環境によって異なります。

この章では「光回線を選ぶときのポイント」を紹介します。

契約する光回線の選び方のポイント

オトクな光回線の選び方のポイントは2つです。

• スマホキャリアと揃える
• 電気やガスのサービスと揃える

それぞれについて解説します。

光回線はスマホキャリアと揃えて契約が一般的

光回線はスマホキャリアと揃えて契約するのが一般的です。例えば「ソフトバンクスマホ＋ソフトバンク光」といった組み合わせになります。

多くの場合、光回線とスマホキャリアを合わせれば、スマホの月額利用料が割引されて、家庭全体の通信費が安くなるからです。

電気やガスと揃えるとオトクでラクに

光回線と「電気やガス」をセットで契約すると、割引が受けられるプランもあります。例えば「NURO光＋NUROでんき＋NUROガス」などです。

ネット・電気・ガスの契約先がまとまるため、「支払いが一括でできてラク」というメリットもあります。

ただ「使っているスマホ」や「お住い・引越し先のエリア」「インターネットの利用状況」によって、安く快適に使えるインターネット回線は異なります。

「選び方をプロに相談したい」「詳しい人に選んでほしい」という方は、以下のバナーから詳細をチェックしてみてください。

マンション・集合住宅で人気のインターネット

具体的にマンションで人気の光回線には、どのようなものがあるのでしょうか。

3大スマホキャリアに合わせたおすすめの光回線について、「月額料金」「割引内容」「初期費用」をまとめて紹介します。

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーなら「ソフトバンク光」

ソフトバンクユーザーなら、ソフトバンク光の「おうち割光セット」でスマホ利用料金の割引を受けられます。

「ソフトバンクスマホ＋ソフトバンク光」で契約する場合の概要は以下のとおりです。

※価格は税込みです。
※2022年2月時点の情報です。

工事費用は「フレッツ光や他社光コラボの乗り換えだと0円」「光ファイバー導入済みマンションで、立ち会い工事が不要だと2,200円」「立ち会い工事が必要なら26,400円」などとなっています。

なおワイモバイルユーザーも、ソフトバンク光「おうち割光セット（A）」でスマホ利用料の割引を受けられます。

ドコモユーザーなら「ドコモ光」

ドコモユーザーがドコモ光を契約すると、「ドコモ光セット割」が適用され、スマホ利用料金の割引を受けられます。

※価格は税込みです。
※2022年2月時点の情報です。

ソフトバンク光同様に、工事費は建物の状況により変わってきます。

auユーザーなら「ビッグローブ光」

auユーザーがビッグローブ光やSo-net光プラスなどを契約すると、「auスマートバリュー」でスマホ料金の割引を受けられます。

※価格は税込みです。
※2022年2月時点の情報です。

光回線工事ができない物件の場合は？

マンションによっては、光回線の工事ができないケースがあります。例えば「大家さんから光回線導入工事の許可がもらえない」などの場合ですね。

その場合には「置き型Wi-Fi」や「ポケットWi-Fi」が有力な選択肢となります。特におすすめなのは「置き型Wi-Fi」です。

その理由を紹介します。

置き型Wi-Fiは工事不要で通信速度が安定しやすい

置き型Wi-Fiのメリットはまず「ルーターをコンセントに繋ぐだけで使える手軽さ」。

おすすめの置き型Wi-Fiは？

置き型Wi-Fiなら「SoftBank Air」をおすすめします。理由は以下のとおりです。

• 通信速度が速い
• ソフトバンクスマホとのセット割引がある
• 「3日で10GB」といった容量制限がない

「3日で10GB」などの容量制限がなく、動画視聴やオンライン会議をする人でもデータ容量を心配せずに使えるのがポイント。ただ夜間などネットワークが混雑すると一時的に遅くなることはあります。

SoftBank Airの月額料金や、ソフトバンクスマホとセット契約した場合の割引は以下のとおりです。

※価格は税込みです。
※2022年2月時点の情報です。

まとめ：マンションでのネット契約をオトクにする方法

インターネットの契約は、お住いのマンションに合わせて行いましょう。マンションによっては自由に回線を選べないこともあるからです。

自由にインターネットを選べる場合には、スマホキャリアと合わせた光回線（光コラボ）を契約するのががおすすめ。通信が安定しているうえ、スマホ利用料金も割引されるからです。

どうしても光回線が使えない場合は、工事不要の置き型Wi-Fiを検討しましょう。

ただ「お住まい・引越し先のマンションでどの回線が使えるか」「どの光回線がおすすめか」は、ご利用環境により個人差があります。オトクなネット回線を自分で調べるのが面倒という方は、プロに相談してみましょう。

以下のバナーから無料で相談でき、契約の手続きも任せられます。

光回線は申し込みから利用開始までの期間が2週間～1ヶ月前後かかるため、早めの相談・申し込みがおすすめです。