「自宅や店舗に固定電話を引きたい」と考えたとき、まず気になるのが「月額料金・通話料金」についてではないでしょうか。
総務省のデータによると、家計における固定電話にかかる費用(固定電話通信料)の平均は1,469円(2020年)となっています。
ただ光回線のオプションとして固定電話(ひかり電話)を追加する場合、基本料金は550円程度で通話料も安いので、平均より安くできる可能性もあります。
この記事では「法人・個人それぞれにおすすめの電話回線」「固定電話の利用にかかる料金」「他サービスと上手に併用して、ランニングコストを下げる方法」などについて解説します。
申し込み方法や窓口についても説明しますので、最後まで読んでいただければ、スムーズに固定電話導入に向けて動き始められるはずです。
そもそも固定電話って必要?固定回線の普及率
2022年5月に総務省が発表した「通信利用動向調査」によると、一般家庭での固定電話の普及率は66.5%で、減少傾向にあります。
普及率が減少しているのは、携帯電話・スマホが普及したことにより、固定電話を使う人が減ったからでしょう。とくに20~30代の若い世代では、固定電話を持たない人が8割以上となっています。
連絡アプリを導入して「電話の連絡網」を廃止する小学校もあり、子育て世代の中でも「子どもが小学生になったら固定電話が必要」といった意識は薄れているようです。
ただ法人や店舗では、「固定電話の番号がないと、なんとなく怪しい」という印象を与えてしまうことも。ビジネスで使うなら、固定電話もあったほうがよいといえるでしょう。
固定電話回線の種類
固定電話回線の種類には以下の3つがあります。
- アナログ回線
- ISDN回線
- 光回線
それぞれの特徴について解説します。
アナログ回線
アナログ回線は銅線を使う電話回線のことです。「昔からある固定電話」と思っていただければよいでしょう。
メリットは、ネット回線の混雑状況に通話品質が影響されないこと。また電話回線そのものが損傷していなければ、停電・災害時にも電話を利用できます。
一方デメリットは1回線で1通話しかできないことです。つまり「電話とFAXの同時利用」といったことができません。
また距離によって通話料金が変わるのも、アナログ回線の特徴です。
なお現在アナログ回線を提供しているのはNTTとソフトバンクですが、NTTのアナログ回線は設備老朽化などのため、2024年1月に廃止予定です。
ちなみにKDDIもアナログの固定電話サービス(メタルプラス)を提供していましたが、2016年にサービス終了しています。
ISDN回線
ISDN回線もアナログ回線と同じく銅線を使いますが、音声をデジタル化するのが特徴です。
音声データをデジタル化することで送信可能なデータ量が増えるため、1回線で同時に2つの通話が可能。「固定電話で通話しながらFAXも送受信できる」のがメリットです。
アナログに比べて通信品質が良く、盗聴されにくいのもメリットとされています。
ただしNTTではISDN回線もアナログ回線と同じく2024年1月でサービス終了予定となっています。
ひかり電話(光電話)
ひかり電話(光電話)は光回線を使って音声データをやりとりする電話です。
ひかり電話には、「アナログと比べて音質がいい」「通話料金が全国一律かつ安い」「Wi-Fi接続したスマホを固定電話の子機として使える(専用アプリが必要)」というメリットがあります。
デメリットは「停電中は使用できない」「一部の電話番号にかけられない」という点。
かけられない電話番号は以下の通りです
- コレクトメール(106)
- 伝言ダイヤル(0170)
- 話中調べ(114)
- クレジット通話サービス(121)
広義ではIP電話の一種ですが、地域ごとの市外局番から始まる電話番号が使えます。そのため従来のアナログ回線とほぼ同じ感覚で使えます。
光回線の契約なしでひかり電話を利用できるようになった
従来はひかり電話を利用するためには光回線の契約が必須だったので、「ネット不要で、固定電話だけほしい場合には割高」というデメリットがありました。
しかしNTTは2023年3月31日から光回線の契約なしでひかり電話が利用できる「ひかり電話ネクスト」という新しいサービスを提供開始。
ひかり電話ネクストがスタートしたことで、光回線を引かなくても固定電話としてひかり電話が利用できるようになりました。ひかり電話ネクストの月額料金は2,750円(基本プラン)からとリーズナブルです。
また、ひかり電話ネクストは法人個人関係なくご利用が可能です。
固定回線を提供している会社と月額料金・通話料
固定電話サービスを提供している会社は、NTT以外にもあります。
主な固定電話サービスの月額料金・通話料金を、会社ごとにまとめて紹介します。
固定電話にかかる料金の種類
まずは固定電話にかかるコストの種類を紹介します。固定電話を利用する場合には、以下の料金がかかります。
月額料金 | 回線電話番号を使うためにかかる費用。1ヶ月受発信しなくても発生する。オプションサービスも月額制であることがほとんど。 |
通話料金 | 電話を使っただけかかる従量制の料金。通常は発信時にかかるが、フリーダイヤルだと着信側が通話料を負担する。 |
固定電話料金の平均値はどれくらい?
総務省の家計調査によると、家計内での固定電話通信料は、2020年時点で年間17,633円。月間にすると平均1,469円となります。
以下のグラフでもわかるとおり、固定電話にかかるお金は減少傾向にあります。
NTT固定電話の月額料金と通話料
NTTが提供している固定電話回線の月額料金を紹介します。
月額料金(NTT)
回線 | 月額料金 |
アナログ(住宅用) | 1,595円~2,145円 |
アナログ(事務用) | 2,530円~3,025円 |
INSネット63(住宅用) | 3,058円または3,333円 |
INSネット64(事務用) | 3,883円または4,158円 |
ひかり電話(基本プラン、光回線に追加する場合) | 550円 |
ひかり電話ネクスト(基本プラン) | 2,750円 |
※2023年9月20日時点の情報です。※金額は税込みです。
アナログ・ISDN(ISNネット64)回線の基本料金は、以下の要素によって異なります。
- 住宅(一般家庭)用か事務(ビジネス)用か
- 電話加入権の有無
- 電話サービス取扱所の種類(1級~3級)
例えば住宅用は事務用より安くなっています。また電話加入権がある場合、初期費用がかかるものの月額料金は安くなります。
通話料金(NTT)
NTTの通話料金は以下のようになっています。
固定電話にかける場合の通話料金を紹介します。
回線 | 昼間の通話料金 | 夜間の通話料金 | 深夜の通話料金 |
アナログ・ISDN |
・市内:9.35円/3分 ・同一県内市外(~20kmまで):22円/3分 ・同一県内市外(20km超60kmまで):33円/3分 ・同一県内市外(60km超):44円/3分 |
・市内:9.35円/3分 ・同一県内市外(~20kmまで):22円/3分 ・同一県内市外(20km超60kmまで):33円/3分 ・同一県内市外(60km超):33円/3分 |
・市内:9.35円/4分 ・同一県内市外(~20kmまで):22円/3分 ・同一県内市外(20km超60kmまで):22円/3分 ・同一県内市外(60km超):22円/3分 |
ひかり電話 | 8.8円/3分 | 8.8円/3分 | 8.8円/3分 |
※2023年9月20日時点の情報です。※金額は税込みです。
携帯電話への通話料金は、アナログ・ISDN・ひかり電話ともに、時間帯問わず「税込み17.6円/60秒」です。
ソフトバンク固定電話の月額料金と通話料
ソフトバンクには「おとくライン」「おうちのでんわ」という固定電話サービスがあります。またソフトバンク光(光回線)のオプションサービスとして「ホワイト光電話」も使えます。
月額料金(ソフトバンク)
ソフトバンクの固定電話サービスの基本料金は以下の通りです。
回線 | 月額料金 |
おとくライン アナログ(住宅用) |
1,485円~1,650円 |
おとくライン アナログ(法人用) |
2,255円~2,585円 |
おとくライン ISDN64(住宅用) |
2,838円 |
おとくライン ISDN64(法人用) |
3,718円 |
おうちのでんわ | 1,078円 |
ホワイト光電話(基本プラン) | 513円 |
※2023年9月20日時点の情報です。※金額は税込みです。
おとくラインの場合、NTT同様に「住宅用か事務用か」「取扱所の種類」によって料金が異なります。
なおおうちのでんわの場合、ソフトバンク携帯やワイモバイル携帯を契約して「でんわまとめて割」が適用されると、基本料金は550円になります。
通話料金(ソフトバンク)
回線 | 通話料金 |
おとくライン住宅用(シンプルプラン) |
・市内・県内市外:8.769円/3分 ・県外:16.39円/3分 |
おとくプラン事務用(シンプルプラン) |
・市内通話・市外への通話:8.679円/3分 |
おうちのでんわ | 8.789円/3分 |
ホワイト光電話(基本プラン) | 8.789円/3分 |
なお「おうちのでんわ」「ホワイト光電話」の場合、相手先が「おうちのでんわ」「ホワイト光電話」「BBフォン」などだと、通話が無料となります。
携帯電話あての通話料は以下の通りです。
回線 | 通話料金 |
おとくライン住宅用(シンプルプラン) | 27.5円/分 |
おとくプラン事務用(シンプルプラン) | 27.5円/分 |
おうちのでんわ | 17.6円/分 |
ホワイト光電話 | 17.6円/分 |
「ホワイトコール24」に申し込んだおうちのでんわとホワイト光電話からソフトバンク携帯にかける場合は、通話料無料となります。
自身やよくかける相手がソフトバンクの固定電話またはスマホを利用しているなら、ソフトバンクの固定電話サービスでお得になる可能性が高いといえるでしょう。
KDDI(au)固定電話の月額料金と通話料
KDDI(au)には「ケーブルプラス電話」「ホーム電話」「ホームプラス電話」などの固定電話サービスがあります。
またauひかり(光回線)にプラスできる「auひかり電話サービス」もあります。
「ケーブルプラス電話」「ホーム電話」はケーブルテレビと連携していないと使えないので、この章では「ホームプラス電話」「auひかり電話サービス」を取り上げます。
月額料金(KDDI/au)
auが提供している固定電話回線の月額料金を紹介します。
回線 | 月額料金 |
ホームプラス電話(口座振替・クレジットカード払いの場合) | 1,463円 |
auひかり電話サービス | 550円 |
※2023年9月20日時点の情報です。※金額は税込みです。
通話料金(KDDI/au)
au固定電話の通話料金(固定電話向け)は以下のようになっています。
種別 | 通話料金 |
ホームプラス電話 |
・市内・県内市外:8.8円/3分 ・県外:16.5円/3分 |
auひかり電話サービス | 8.8円/3分 |
※2023年9月20日時点の情報です。※金額は税込みです。
au固定電話から携帯への通話料は以下の通りです。
種別 | 通話料 |
ホームプラス電話 |
・au・UQmobile宛て:17.05円/分 ・上記以外:17.6円/分 |
auひかり電話サービス |
・au宛て:17.05円/分 ・上記以外:17.6円/分 |
※2023年9月20日時点の情報です。※金額は税込みです。
固定回線の主流はひかり電話(光電話)
NTTのアナログ回線・ISDN回線が終了することから、固定電話回線の主流はひかり電話(光電話)になりつつあります。
今後新規で固定電話を申し込むなら、通話料金がリーズナブルなひかり電話がおすすめです。
なお現在アナログ電話・ISDN回線を利用している方は、手続きなしでアナログ回線・ISDN回線の受け皿となる新しいIP網に移行します。
アナログ回線契約者もこれまで通り固定電話は使えるので、無理にひかり電話への乗り換え手続きをする必要はありません。ただしひかり電話に乗り換えたほうが、月額料金・通話料金が安くなると期待できます。
おすすめの固定電話サービス
固定電話の回線やサービスはいくつかあるので、どの固定電話サービスを選ぶか迷ってしまいますよね。
法人・個人別に、おすすめの固定電話サービスを紹介します。
ビジネス用ならNTTのひかり電話がおすすめ
法人・店舗の電話で発信が多いと見込まれる場合には、NTTのひかり電話がおすすめです。
ひかり電話をおすすめする理由は以下の通りです。
- ビジネス向けのオプションが多い
- オプションと無料通話分がセットになったプランがある
- 通話料が全国一律でリーズナブル
なおビジネスでよく使うオプションとしては、以下のようなものがあります。
- ナンバー・ディスプレイ
- キャッチホン
- ナンバー・リクエスト
- 迷惑電話お断りサービス
NTTのひかり電話にはいくつかのプランがあります。
固定電話だけ利用する場合は「ひかり電話ネクストA」、固定電話もインターネットも必要な場合は「ひかり電話オフィスA」が適しています。
個人なら光コラボに光電話オプションを追加して料金をお得に
個人にもひかり電話(ひかり電話)をおすすめします。ただNTTだと光回線(フレッツ光)にかかる費用が割高になってしまう可能性があります。
フレッツ光の場合、光回線の料金とプロバイダ料金が別にかかるからですね。
そのため個人契約の方には、光回線とプロバイダの料金がまとまっている「光コラボ」で、光電話のオプションを追加することをおすすめします。
「ソフトバンク光」「auひかり」など、光電話サービスを提供している光コラボは多数あります。
電話料金を安くする方法
固定電話の月額料金や通話料金を安くする方法を紹介します。
月額料金を安くする方法
まずは月額料金を安くする方法を紹介します。
- 光回線利用者はアナログ電話からひかり電話(光電話)に乗り換える
- 不要なオプションは解約する
- 電話の利用のみならひかり電話ネクストにする
光回線利用者はアナログ電話からひかり電話(光電話)に乗り換える
光回線と固定電話のどちらも利用する場合には、アナログ電話からひかり電話に乗り換えましょう。
すでに比較したように、光回線のオプションとして追加する場合、ひかり電話(基本的なプラン)の月額基本料金は、アナログ回線よりも安いからです。
不要なオプションは解約する
どの固定電話回線を契約するにせよ、不要なオプションは解約しましょう。
オプション料金は月100~500円程度と少額なものも多いですが、積もり積もると年間数千円単位の負担になります。
オプションサービスの加入状況を確認したうえで、「使っていないもの」「不要だと感じるもの」は解約してください。
ちなみにビジネス利用の場合、「ナンバー・ディスプレイ」や「ボイスワープ」などはかなり利用頻度の高いオプションです。
ナンバー・ディスプレイ | 発信者の電話番号が、電話機のディスプレイに表示される。 |
ボイスワープ | かかってきた電話を予め設定しておいた電話番号に転送する。 |
すべてのオプションを除外するのではなく、必要性の高さで選んでください。
電話の利用のみならひかり電話ネクストにする
インターネット回線は必要なく、電話のみの利用の場合はシンプルにひかり電話ネクストがおすすめです。
以前はひかり電話のみの契約ができなかったため、インターネット回線が必要ない場合でもインターネット回線を契約する必要がありました。
そのため、ひかり電話で通話料は安くなるものの、月々の固定費としてインターネット回線分の負担がかかってしまっていました。
しかし2023年5月31日から、ひかり電話のみの契約サービスが始まり、不要なインターネト回線の申し込みが不要になりました。そのサービスがひかり電話ネクストです。
基本2,750円で光電話を使えるようになり、通話料も8.8円/3分とお得なため、アナログの電話回線を利用するより断然おすすめです。
ひかり電話ネクストの申し込み窓口はたくさんありますが、なかなか電話が繋がらないことが多く、申し込みにとても時間がかかるケースがあります。
そこでおすすめしたいのがこちらの「NTTひかり電話最短導入窓口」です。
『NTTサービス月間導入3,000件以上』の確かな実績で最短導入をサポートしてくれます。
通話料金を抑える方法
通話料金を抑える方法を紹介します。
- 無料通話可能なツールと併用する
- スマホのかけ放題プランを活用する
- 深夜料金を活用する
無料通話可能なツールと併用する
通話料金を節約したい場合は、無料通話ツール・アプリと併用しましょう。
主な無料通話アプリには、以下のようなものがあります。
- LINE
- Viber
- Skype
- Messenger
- FaceTime
例えば「取引先とは固定電話」「社員同士は無料通話アプリ」といった使い分けをすることで、通話料金を削減できます。
ビデオ通話ができるアプリも多いため、オンライン商談やオンライン会議にも活用できるでしょう。
文章のみのやりとりでOKなら、「Chatwork」「Slack」などのチャットツールも便利です。
スマホのかけ放題プランを活用する
スマホの「かけ放題プラン」を活用するのも、通話料金削減に効果的です。
スマホ会社には、他社スマホ・携帯電話や固定電話への通話が定額制でかけ放題になるプランが用意されています。かけ放題を使ってスマホから発信することで、固定電話の通話料金を減らせます。
外出が多い士業・個人事業主や営業担当者の方にとっては、活用しやすくメリットも大きい方法ではないでしょうか。
また会社携帯を契約する場合には、「グループ内(社員間)の通話を無料にするプラン」を検討するのもおすすめです。
固定電話を引いたからといって無理やり固定電話を使おうとするのではなく、スマホの料金プランと上手に併用しましょう。
深夜料金を活用する
深夜料金を活用する方法もあります。アナログ回線の場合、深夜帯は通話料金が割引されるからですね。
ただしビジネスの場合、深夜帯に取引先等に電話をかけるのはあまりできないかもしれません。
固定電話料金の確認方法
固定電話の利用料金を見直したい場合や、節約の効果が出ているかをチェックしたい場合には、毎月の固定電話料金を確認する必要がありますね。
固定電話料金の確認方法は以下の通りです。
- 請求書や口座振替のお知らせで確認
- インターネット(NTT東日本は@ビリング)で確認
- 電話で確認
好きなときに確認できるネットが便利です。
固定電話の申し込み方法
固定電話(ひかり電話)の申し込みの流れを紹介します。
光回線を新規契約する場合
新規でフレッツ光(光回線)とひかり電話を申し込む場合の流れは以下の通りです。
- 光回線・ひかり電話を契約する会社を選ぶ
- 光回線申し込み時に、オプションとしてひかり電話を同時に申し込む
- 光回線・ひかり電話に対応した機器を購入またはレンタルする
- 光回線の導入工事を実施
- 工事を実施しルーターや電話機を設置したら、ネットと電話が使えるようになる
光回線の導入工事は、通常ですと1時間程度で完了します。立ち会いが必要ですので、予約した日時には家にいるようにしてください。
なお申し込みから工事実施までは2週間~1ヶ月程度かかります。導入を急いでいる方は、早めに申し込みをしておきましょう。
光回線を導入済みの場合
すでに光回線を契約・導入しており、ひかり電話をオプションとして追加したい場合には、契約先に連絡してひかり電話のオプションを追加しましょう。
ひかり電話の追加にともなって、工事実施・工事費が必要な場合があります。
申し込み窓口
ひかり電話や光回線を申し込む場合、NTTや通信会社に直接申し込む方法と、代理店を通す方法があります。スムーズに解説したいなら窓口選びが大切です。
通信会社に直接申し込む場合、疑問点があっても窓口に繋がりにくかったり返信が遅かったりすることも少なくありません。
迅速な対応を求めるなら、こちらの「新規電話番号・インターネット回線の最短導入窓口」がおすすめです。
とくに法人向けの光回線・ひかり電話の導入サポート実績が豊富なので、安心して申し込めます。
【NTT】新規電話番号・インターネット回線の最短導入窓口はこちらから
固定電話導入に関するよくある質問
固定電話に関するよくある質問をまとめました。
- 固定電話を基本料金無料で利用する方法を教えてください!
- アナログ電話用の電話機は、ひかり電話用としても使えますか?
- ひかり電話ネクストの導入には工事が必要ですか?
Q.固定電話を基本料金無料で利用する方法を教えてください!
A.地域ごとの市外局番から始まる番号を使えなくてもいいなら、「050」から始まる番号を使うIP電話がおすすめです。IP電話には基本料金が無料または格安のものが多いからですね。
ネット回線を使う電話なので、ネット環境があれば簡単に導入できます。
固定電話機でIP電話を使う場合は、VoIPアダプターが必要となります。
またスマホに専用アプリをインストールして、スマホで050番号宛ての電話を受けることも可能です。「スマホが固定電話代わりになる」というイメージですね。
ただ050から始まる番号に不信感を抱く人も。また契約先を変えると電話番号が変わってしまうため、信用のために固定電話を引きたい法人や店舗は、慎重に検討したほうがよいでしょう。
Q.アナログ電話用の電話機は、ひかり電話用としても使えますか?
A.アナログ回線用の電話機は、ひかり電話用としても使えます。そのためすでにアナログ回線用の電話機がある方は、買い替える必要はありません。
一方ISDN回線用の電話機は、ひかり電話には使えません。
アナログ用には「ADSL」、ISDN用には「ISDN」というラベルがあるはずですので、確認してください。
また専用アプリを使えば、スマホを固定電話の子機として使うこともできます。
Q.ひかり電話ネクストの導入には工事が必要ですか?
A.必要です。
機器工事などが行われ、工事の内容によって工事費は異なります。基本工事費は内容によって税込み1,100円~4,950円です。
ボイスワープなどのオプションを追加する場合、基本工事のほかに交換機等工事が行われます。
また工事費のほか、初期費用として契約料(税込み880円)が必要となります。
まとめ
今後新たに固定電話回線を引くのであれば、NTTのひかり電話をおすすめします。
インターネットと固定電話を同時に導入したい方は、フレッツ光や光コラボのオプションサービスとしてひかり電話(光電話)を追加しましょう。この場合、電話の月額基本料金は税込み550円~とリーズナブルです。
「ネットはいらない、電話だけでいい」という方には、2023年3月31日からサービス提供開始されたNTTの「ひかり電話ネクスト」がおすすめ。月額税込み2,750円~という低料金で、ひかり電話のみの契約が可能です。
NTTのひかり電話は「ナンバー・ディスプレイ」「ボイスワープ」などのオプションも豊富なので、ビジネス利用にも適しています。
申し込みは実績豊富で親身に対応してくれる以下の窓口から行うのがおすすめです。
光回線を新たに導入する場合は申し込みから工事実施までに2週間~1ヶ月程度かかるので、早めに申し込んでください。