ダミーカメラの選び方と設置場所や設置方法を解説!本物の防犯カメラとどっちがいいの?

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屋外や屋内に取り付ける防犯カメラを選ぶ際に、「ダミー防犯カメラ」の設置を検討する方は珍しくありません。
本物の防犯カメラを設置する場合、1台設置するだけでも高額な費用が必要になりやすいことで「ダミーカメラにも牽制効果などがあると聞くし、わざわざ高いお金をかけて本物の防犯カメラを設置する必要はないのでは?」などと考える方が多いためです。

確かに、ダミー防犯カメラは本物の防犯カメラ同様に、犯罪者を牽制する効果を保有しているため、トラブルに巻き込まれるリスクを軽減できるのは間違いありません。

しかし、ダミーカメラは本物の防犯カメラと同じような形をしていますが、細かい部分まで見られてしまうとすぐに偽物だと見破られてしまう可能性が高いため、事前に「ダミーカメラの特徴や選び方」を把握したうえで設置することが重要です。
事前に把握しておくことで、ダミー防犯カメラだとばれるリスクを軽減できるため、よく理解しておくようにしましょう。

今回は「ダミー防犯カメラの特徴や選び方」について、詳しく解説していきます。
ダミー防犯カメラの設置を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ギガらくカメラギガらくカメラ

そもそもダミー防犯カメラとは?

ダミー防犯カメラとは、「映像を記録する機能が搭載されていない防犯カメラ」のことです。

見た目が本物の防犯カメラと変わらない外観をしているうえに、機種によっては配線が付いていたり、LEDランプが点灯する仕組みになっているため、本物の防犯カメラのように犯罪行為を犯そうとする者を牽制する効果を保有しています。

なお、近年販売されているダミー防犯カメラは、「小型のドーム型やバレット型など様々な形状のカメラが数多く販売されている」点も特筆すべきポイントです。

玄関や駐車場などの取り付け場所に適した形状のダミー防犯カメラが多く登場しており、設置場所に合ったダミーカメラを導入することができるため、「高額な費用をかけずに気軽に防犯カメラを設置できる」などの理由により高い人気を得ています。

ダミー防犯カメラの特徴や機能性

屋外や屋内にダミー防犯カメラの設置を検討する場合、事前に以下の4点を把握しておくことが必要です。

・特徴
・設置費用
・機能性
・傾向

事前にこれらを把握しておくことで、本当にダミー防犯カメラを設置しても問題ないのかを見極めることができます。

ここではダミー防犯カメラについて解説していくので、ダミー防犯カメラの設置を検討する際の参考にしてみてください。

特徴

ダミー防犯カメラの特徴は、販売されている商品によって異なります。

例えば、配線が付いているダミー防犯カメラを設置した場合、第三者に「設置されているこのカメラは電源を確保するための配線が付いているから、録画機能が搭載されているのかもしれない」というプレッシャーを与えることができ、設置場所でトラブルが発生するリスクを軽減することが可能です。

また、ダミー防犯カメラの中には、本物の防犯カメラと同じ素材を使用している機種があるのもあり、そういった機種を選定するのも非常に有効的だと言えます。

本物の防犯カメラと同じ素材を使用されているダミー防犯カメラを利用することで、見た目で偽物だと見破られるリスクはほぼ無くせると言えるでしょう。

このように、一口にダミー防犯カメラと言っても機種によってそれぞれの特徴が異なるため、ダミーカメラの利用を検討する際は、「ダミー防犯カメラの特徴や搭載されている機能や素材」などに注視して設置するカメラを選ぶようにしてください。

設置費用

ダミー防犯カメラの設置費用は、約1,000〜15,000円程度が一般的な相場になります。
基本的には、1万円以下で設置できるダミーカメラが多いため、録画機能が搭載された防犯カメラよりも大幅に安い費用でカメラを導入することが可能です。

ただし、上記の金額はあくまでも一般的な目安であるため、購入店によっては相場よりも安い価格で導入することもできます。

例えば、ダイソーやセリアなどの通称「100均」と呼ばれる店舗で販売しているダミー防犯カメラを設置した場合、1台あたり数百円で購入することができるため、ホームセンターやAmazon・楽天などの通販で購入するよりも安く抑えることが可能です。

このように、ダミー防犯カメラは設定されている価格に差があるため、ホームセンターや通販、ダイソーなど様々な店舗を見比べたうえで、あなたの予算に合うダミーの防犯カメラを購入するようにしてください。

機能性

ダミー防犯カメラの中には、偽物の防犯カメラだと見破れないように様々な機能が搭載されたカメラがあります。


具体的なダミー防犯カメラに搭載されている機能は、以下の通りです。

・本物と似たような配線が付いている
・赤いLEDライトが点灯する
・左右に首振りする
・ソーラー充電で暗くなるとライトが点灯する など

ただし、上記の機能が全てのダミー防犯カメラに搭載されている訳ではありません。
ダミー防犯カメラの中には、外観だけ本物の防犯カメラと同じように作りになっていても、LEDライトが点灯するなどの機能が搭載されていないカメラも少なくありません。

このため、「できるだけダミーだと悟られない防犯カメラを導入したい」などと考えている方は、搭載されている機能にも注視して導入するカメラを選ぶようにしましょう。

傾向

ダミー防犯カメラは、「予算を抑えて防犯カメラを設置したい」といった理由で利用されるケースが多いです。

ここまで解説した通り、ダミー防犯カメラは選んだ機種によっては数百円・数千円程度で導入することができるうえに、一見本物と変わらない外観になっており、第三者に偽物だと見破られなければ費用をかけずに設置場所で犯罪行為などが発生するリスクを軽減できるため、「コスト面の負担を軽減して防犯性を高めたい」と考えている方に人気があります。

ちなみに、ダミー防犯カメラを利用している方の中には、ダミーカメラが保有する効果を高めるために、カメラとは併せて「監視カメラ設置中などと記載されたステッカー」を活用する方も多いです。

こういったステッカーは、赤色などの警戒色を使用しているものが多くダミー防犯カメラの近くに貼っておくことでカメラの存在をアピールでき、本物の防犯カメラだと錯覚させることを期待できるため、ダミーであることがバレないような工夫をこらして利用されています。

ダミー防犯カメラを設置するメリット

ここでは、ダミー防犯カメラを設置することで生じるメリットについて解説していきます。

費用をかけずに気軽に設置することができる

ダミー防犯カメラを設置するメリットは、「導入時の費用をかけずに気軽に設置できる」点です。
前項でも解説した通り、ダミー防犯カメラは本物の防犯カメラと比較するとかなり安い価格設定がなされているものが多く、特にこだわりがなければ数百円で購入することもできるため、購入費用による負担を大幅に抑えることができます。

また、ダミー防犯カメラを活用する場合、設置費用の負担を減らせるのも嬉しいポイントです。
ダミーカメラの中には、両面テープや数本のビスを使用して設置できる仕組みになっているカメラが存在するため、こういった仕様のカメラを利用することで無駄な費用をかけずにあなた自身で簡単に取り付けを行うことができます。

トラブルによる被害に遭うリスクを軽減できる

本物の防犯カメラと変わらない外観のダミー防犯カメラは、「犯罪者を牽制する効果」を保有しているため、設置場所で何らかのトラブルが発生するリスクを減らすことができます。

具体的には、「バレット型」と呼ばれている「誰もが一目で防犯カメラだと分かる形状のダミー防犯カメラ」を玄関や駐車場に設置することで、「自身の顔が映像に記録されてしまい、すぐに犯人だと特定されてしまうかもしれない」などとプレッシャーを与えることができ、車上荒らしなどの被害に遭うリスクを軽減することが可能です。

ただし、ただ闇雲にダミー防犯カメラを設置すれば、カメラが持つ効果が発揮されるという訳ではありません。
クオリティの低いダミー防犯カメラを設置してしまっては、防犯カメラに精通している手練の犯罪者が見ればすぐに偽物だと見破られてしまう可能性が高いため、逆に狙われてしまう危険性があります。

このため、ダミー防犯カメラを設置する際は、「どのようなダミー防犯カメラなら偽物であることが悟られにくいのか」を把握したうえで導入するカメラを決めるようにしてください。

ダミー防犯カメラを設置するデメリット

ここでは、ダミー防犯カメラを導入・設置することで生じるデメリットについて詳しく解説していくので、利用を検討する際の参考にしてみてください。

簡単にダミー防犯カメラだとばれる可能性がある

ダミーの防犯カメラを設置する最大のデメリットは、「簡単に偽物の防犯カメラだと見破られてしまう可能性がある」という点です。

近年販売されているダミー防犯カメラは偽物だとバレないような素材を使用していたり、本物と同じような機能が搭載されていますが、手練の犯罪者は安全な状態で犯行を行えるように「常に様々なメーカーが提供している防犯カメラを調査している」ため、店頭や通販などで取り扱いされているダミー防犯カメラならすぐにダミーだと見破られてしまう危険性が高いです。

仮に、ダミー防犯カメラであることを見破られてしまった場合、「この家のセキュリティは軟弱だから犯行を実行しやすい」などと判断されてしまい、逆に様々な犯罪に巻き込まれてしまうリスクが高まるかもしれません。

このため、設置場所の安全性・防犯性を高めることを目的に防犯カメラを設置したいと考えているのであれば、「リーズナブルな月額利用料が設定されている映像を記録できる機能が搭載された本物の防犯カメラ」を設置した方が賢明だと言えます。

ダミーカメラは映像を証拠として活用できない

ダミー防犯カメラを設置するデメリットの一つに、「設置場所でトラブルが発生した際に証拠として活用することができない」点があります。
当たり前のことではありますが、ダミー防犯カメラには「映像を記録するための機能」が内蔵されていないため、万が一設置場所周辺で犯罪やいたずら行為が発生してもカメラを証拠としてすることができません。

このため、仮に空き巣などの被害に遭っても犯人を特定することができず、泣き寝入りを余儀なくされるといった事態に陥る危険性があります。

もちろん、「証拠として活用できなくても問題ない」と考えているのであればデメリットと捉える必要はありません。
しかし、本物の防犯カメラを設置しても全ての犯罪行為による被害に遭うリスクを無くせる訳ではないため、有事が発生した際に甚大な被害を被るリスクを大幅に軽減したいのであれば「映像を記録できる搭載されている防犯カメラ」を設置した方が安全だと言えます。

ダミー防犯カメラの選び方

屋外や屋内にダミー防犯カメラを設置する場合、「より本物に近いダミー防犯カメラ」を選ぶようにしましょう。
上記のようなカメラを選ぶことで、ダミーであることを勘付かれてしまうリスクを減らすことができるため、より設置場所の防犯性・安全性を高められることを期待できます。

では、どのようなダミー防犯カメラを選べば、見破られてしまうリスクを減らせるのでしょうか?

ダミー防犯カメラを選ぶ際は、以下の5点に着目して設置するカメラを決めと良いでしょう。

・配線が付いている
・LEDライトが常時点灯する
・防水対応になっている(屋外に設置する場合)
・プラスチック製の素材を使用していない
・首振りの動きが鈍くない

上記のポイントに注視して選ぶことで、外部の人にダミーであることを見破られてしまうリスクを減らすことができます。

「ランキングの上位になっているから」や「価格が安いから」などの理由で決めずに機能性や素材などにも着目して購入するようにしてください。

偽物のカメラを使用する際の注意点

ダミー防犯カメラを利用する場合、設置するカメラの見た目だけでなく「設置場所や位置にもこだわる」ようにしてください。
本物の防犯カメラを設置する時と同じ場所に設置しないと、すぐにダミー防犯カメラであることを知られてしまう危険性があります。

例えば、映像を記録する機能が搭載されている防犯カメラを屋外に設置する場合、基本的にカメラが記録できる撮影範囲や距離が決まっているため、地上から約3〜4mの高さの位置に取り付けるのが一般的になります。
このため、この目安となる高さよりも低い位置にダミー防犯カメラを設置してしまうと違和感が生じ「この防犯カメラはダミーではないか?」などと疑われてしまうかもしれません。

したがって、ダミー防犯カメラを取り付ける際は、事前に「本物の防犯カメラがどのような位置に取り付けられているのか」を確認したうえで設置するようにしてください。

屋外・屋内の防犯性を高めたいのであれば、本物の防犯カメラの導入がおすすめ!

ここまで解説した通り、ダミー防犯カメラは本物の防犯カメラと見間違うような外観をしていることで、犯罪やいたずら行為を犯そうとする者を牽制する効果を保有しているため、設置場所の防犯性を高められることを期待できます。

しかし、どんなに本物の防犯カメラと見た目が同じで配線が付いていたり、ライトが常時点灯する機能が搭載されていても、絶対に偽物だと見破られないというダミー防犯カメラは存在しないため、いつまでもダミーカメラが持つ様々な効果を発揮し続けられるとは限りません。

仮に外部の人にダミー防犯カメラだと見破られてしまった場合、「何の防犯対策もしていない家だから簡単に侵入できる」などと考えられてしまい、逆に様々な犯罪者の標的になってしまう危険性があります。

このため、防犯対策を目的にダミー防犯カメラを設置するのはあまりおすすめしていません。


防犯対策を立てたいのであれば、「映像を記録できる本物の防犯カメラ」の利用を検討するようにしてください。

「映像を記録できる本物の防犯カメラ」の中には、初期費用の負担をかけずにリーズナブルな料金で利用できる防犯カメラがあるため、こういったカメラを利用することで初期費用やランニングコストを気にせずに設置場所の安全性・防犯性を高めることができます。

ギガらくカメラは初期費用無料・低価格な月額料金で利用できる

屋外や屋内の防犯性を高めるためにリーズナブルな価格設定がなされている本物の防犯カメラを設置したいと考えている方は、NTTが提供する「ギガらくカメラ」の利用がおすすめです。

「ギガらくカメラ」では、以下の表のように2つの料金プランを用意しており、どちらのプランもリーズナブルな料金設定がなされているため、月々の運用コストを気にせずに映像を記録できる機能が搭載された本物の防犯カメラを運用することができます。

料金プラン 1ヶ月の利用料 特徴
クラウドプラン 1,870〜7,040円 指定された防犯カメラを購入して運用するプラン
端末セットプラン 3,300〜8,470円 防犯カメラがセットになっているプラン
(最低利用期間が設けられている)

※上記の価格は、税込価格です。
※上記の利用料は、2022年9月18日時点の価格です。

上記2つの料金プランは、「録画データの保存期間ごと」に1ヶ月間の利用料が定められており、好きなプランを選んで運用を開始することが可能です。
どちらのプランも低価格な料金設定がなされているため、どなたでも気軽に運用を開始することができます。

ギガらくカメラの特徴

ギガらくカメラの特徴は、下記の通りです。

・マルトメディア対応でスマホなどの通信機器で録画・リアルタイム映像を確認できる
・様々な防犯性を高められる機能が豊富に搭載されている
・NTTのプロの専任スタッフによる手厚いサポートを365日利用できる
・事前に初期設定を行ってくれるため、簡単な設定のみで利用を開始できる
・様々な教育現場や企業で利用されている実績がある
・用意している全ての防犯カメラに人感センサーが搭載されている
・録画データはクラウドシステムに保存されるため、映像が消失する心配がない

このように、ギガらくカメラには手厚いサポート体制や防犯性を高められる機能が豊富に搭載されており、様々な目的や用途に活用ができるため、どなたでも満足してご利用いただくことができます。


なお、ギガらくカメラでは防犯性を高められる機能が豊富に搭載されているうえに、様々な形状のカメラを用意しているため、あなたの目的に合った防犯カメラを見つけることが可能です。
ギガらくカメラに関する詳しい概要は、下記の記事で詳しく解説しているので併せてご確認ください。

まとめ

ダミー防犯カメラは、本物の防犯カメラと同様に犯罪行為などを犯そうとする者を牽制できる効果を保有しているため、屋外や屋内に設置することで犯罪・いたずら行為による被害を減らすことができます。

しかし、どれだけ本物と同じような配線やライトなどが搭載されたダミー防犯カメラであっても、防犯カメラに精通している手練の犯罪者が見ればすぐに偽物だと見破られてしまう可能性があるため、必ずしも犯罪行為を犯そうとする者を牽制する効果を発揮し続けられるとは限りません。

万が一、ダミーであることを知られてしまった場合、「セキュリティが軟弱でしっかりした防犯対策が施されていない家」などと判断されてしまい、かえってダミーを設置したことが裏目に出てしまい犯罪者に狙われやすくなってしまう危険性があります。

このため、この記事では「本物の防犯カメラ」の利用を検討することをおすすめしたうえで、リーズナブルな料金設定がなされている「ギガらくカメラ」をご紹介しました。
ギガらくカメラなら、初期費用の負担を負わずに防犯性に優れた機能が搭載された本物の防犯カメラを設置することが出来ますし、費用面の負担を感じさせない月額料金が設定されているため、運用費による負担も気にせずに本物の防犯カメラを設置することができます。

費用面の負担を気にせずに防犯カメラを設置したいと考えている方は、ぜひNTTのギガらくカメラの利用を検討してみてください。

なお、「ギガらくカメラの申し込み」は下記の窓口から行うことが可能です。
こちらの窓口では、「自身が希望する用途にあった機種はどのカメラなのか」などの相談も行うことができるため、本物かダミー防犯カメラのどちらを利用するか迷っている方は、ぜひ下記のページからお気軽にお問い合わせください。

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