ウォーターサーバーが人気の理由と選び方について
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日本は水道水が飲める国として有名ですが、それでもウォーターサーバーの人気が増加しています。
特に、一人暮らしの方や赤ちゃんのいるご家庭などでは、温水や冷水を飲みたい時にすぐ飲めるウォーターサーバーはとても人気です。
美味しくて綺麗な水が飲めるのも人気の理由の1つでしょう。
このページでは、「ウォーターサーバーが人気の理由と選び方」についてご紹介していきます。
ウォーターサーバーとは?
ウォーターサーバーとは、天然水やRO水などの入った専用ボトルをセットすることで、冷水や温水をいつでも供給してくれる機器のことを言います。
別名「ウォーターディスペンサー」とも呼ばれます。
専用ボトルは自宅やオフィスなどに配達してもらえるので、水を自分で買いに行く必要はありません。
ちなみに、専用ボトルの宅配サービスを契約すれば、ウォーターサーバーはセットでレンタルされる場合がほとんどです。
ウォーターサーバーが家庭でもオフィスでも人気になっている理由とは?
かつてはホテルや飲食店など、業務利用の多かったウォーターサーバーですが、様々なメリットから一般家庭やオフィスでの利用も増加しています。
ウォーターサーバーが人気になっている理由を以下でご紹介します。
水を自分で買いに行かずに済む
ペットボトルに入ったミネラルウォーターなどを飲んでいる場合、定期的に水を買いに行く手間がかかります。
「水は重たいので買いに行くのが苦痛」という方も少なくないでしょう。
しかし、ウォーターサーバーを利用していれば、注文するだけで自宅まで美味しい水の入ったボトルを届けてくれます。
さらに、「1ヶ月にボトル2本」というように指定した本数を自動で届けてくれる定期注文を利用すれば、注文の手間もかかりません。
冷水と温水をいつでも利用できる
冒頭でも触れたように、冷水と温水をいつでも利用できるのはウォーターサーバーの大きなメリットと言えるでしょう。
ウォーターサーバーにもよりますが、温水は80~90℃、冷水は5℃くらいの温度に設定されています。
いつでも冷たい水を飲める上に、お湯を沸かさずにさっとコーヒーが入れられるのはとても便利ですよね。
低コストで美味しい水を飲める
ウォーターサーバーの水は、メーカーや水の種類にもよりますが500mlあたり50~80円ほどで購入できます。
水を買いに行く手間が省け、いつでも冷・温水を利用できる点を考えると、非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。
普段からミネラルウォーターを飲んでいる方にとって、おいしい水が低コストで飲めるのはとても魅力的ではないでしょうか?
衛生的に安心な天然水を飲める
天然水を飲む上で心配なポイントに、衛生面が挙げられます。
水道水のように殺菌成分を添加していないため、放置していると雑菌が湧いてしまう可能性があるからです。
ウォーターサーバーのボトルに入った水は、とても厳しい衛生管理のもとボトリングされています。
そのため、雑菌の繁殖を心配することなくおいしい天然水を飲むことができます。
災害時の備蓄水としても役に立つ
大地震などの災害時にライフラインが断たれた場合、水の確保が困難になります。
しかし、水道が使えなくなってもウォーターサーバーがあれば安心です。
ボトルの備蓄本数にもよりますが、当面の飲み水は確保できます。
ウォーターサーバーは災害対策としても非常に有用なのです。
ウォーターサーバーには各社違いがある
ウォーターサーバーと一口に言っても、会社によって料金や水の種類、ボトルのタイプなど違いは様々です。
ここでは、ウォーターサーバーを選ぶ上で特に重要なポイントをご紹介します。
水の種類
ウォーターサーバー選びでまず気になるのが、「水の種類」だと思います。
ウォーターサーバーで利用できる水は、天然水とRO水の2種類があります。
どちらを選ぶかに正解はなく、それぞれ特徴があります。
- 天然水富士の湧き水など、自然に湧き出る水を最低限の処理(殺菌など)で飲料水とした水が天然水です。美味しい水といえば天然水を想像する人が多いように、美味しさで選ぶなら天然水がおススメです。
- RO水RO水とは、RO(逆浸透膜)というとてつもなく細いフィルターを使ってろ過した水のことです。ROによってほぼ全ての物質をろ過するため、RO水はカルキや塩素などをほとんど含んでいません。そのため、RO水は料理などの用途に適しているという特徴があります。
ただし、強力すぎるろ過能力ゆえにミネラルまで除去されてしまうのはデメリットと言えます。
リサイクルか使い切りか
ウォーターサーバーには水を入れるボトルが必要になりますが、そのボトルのタイプによって使い勝手が大きく変わります。
ボトルの種類には「ワンウェイ方式」と「リターナブル方式」の2種類があります。
簡単に説明すると、ワンウェイ方式は使い捨て方式、リターナブル方式はリサイクル方式です。
ワンウェイ方式は使い捨てと聞くとあまり聞こえが良くないかもしれませんが、使った後にボトルを潰せるので捨てる際にかさばらないメリットがあります。
また、軟質ボトルなので水を使った分だけボトルも凹んで真空状態を維持でき、衛生的というメリットもあります。
一方のリターナブル方式は、リサイクル式なので環境に優しい点がメリットです。
ただし、使い終わったボトルを回収されるまで保管しなければならないのはデメリットと言えます。
ワンウェイ方式とは違いボトルに空気が入りますので、定期的にウォーターサーバーのメンテナンスが必要です。
手軽さと衛生面を考えるとワンウェイ方式が人気のようです。
ウォーターサーバーにはどのような機能がある?
ウォーターサーバーのメーカーによって細かな機能は変わりますが、ここでは共通する基本的なウォーターサーバーの機能についてご紹介します。
温水・冷水機能
ウォーターサーバーの最も基本的な機能と言えるのが、この温水・冷水機能です。
先ほどもご紹介しましたが、温水は80~90℃、冷水は5℃くらいの温度に設定されています。
チャイルドロック
「温水レバーを子供が間違って操作して火傷したらどうしよう」と心配する方も多いと思いますが、
ほとんどのウォーターサーバーは温水にチャイルドロックが備えられています。
無菌エアシステム
無菌エアシステムは、主に先ほどご紹介したワンウェイ方式のボトルに搭載される機能です。
使った水の分だけボトルが凹むことにより、外気の侵入を防いでくれます。
真空を保つことで水の鮮度が保たれ、雑菌の繁殖も防ぐ効果が期待できます。
ウォーターサーバーにかかるコストはどれぐらい?
ウォーターサーバーを導入する上で、コストは非常に気になる部分だと思います。
トータルするとどのくらいのコストがかかるのか、以下でご紹介していきます。
ボトル代
ウォーターサーバーを利用する上で避けられないのがボトルのコスト(水代)です。
1ヶ月の水の消費量は人によりますが、「人数×ボトル1本(12L)」が目安になります。
例えば1人暮らしなら1ヶ月でボトル1本、4人家族なら1ヶ月でボトル4本の計算です。
ボトルの値段は水の種類やメーカーによっても変わりますが、1本1,000~3,000円くらいが目安になります。
ウォーターサーバーのレンタル料
ウォーターサーバーのサーバー本体は、レンタルするのが一般的です。
基本的にサーバーのレンタル料はボトルの代金に含まれていることがほとんどですが、有料の場合は月額500~1,000円程度のコストがかかります。
電気代
ウォーターサーバーは温水・冷水機能に電気を使うため、1ヶ月1,000円程度の電気代がかかります。
どんなウォーターサーバーを選ぶべきなの?
どんなウォーターサーバーが適しているかは、人によって様々です。
ここまでご紹介したことをまとめると、ウォーターサーバー選びのポイントは
- 水の種類
- ボトルのタイプ(ワンウェイ方式かリターナブル方式か)
- ランニングコスト
の3点です。
この他、ウォーターサーバーのデザインやサイズも重要なポイントです。
ウォーターサーバー選びに正解はないので、ポイントを押さえて自分の好きな物を選ぶようにしてください。
まとめ:ウォーターサーバーが人気の理由と選び方について
いかがでしたか?
ウォーターサーバーはただ温水・冷水を使えるだけでなく、おいしい水を衛生的に飲めるなどのメリットがあり、一般家庭でも導入する方が増えています。
水の種類やボトルのタイプなど、意外に選択肢が多く迷ってしまうかもしれませんが、今回ご紹介したポイントを参考に自分に合った1台を見つけてみてください。
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