しかし引っ越しは慌ただしいため、電気契約をうっかり忘れてしまう人もいます。引っ越し当日に「電気契約を忘れていた!」と気づき、即日契約したい人もいるでしょう。
結論から言いますと、電力会社や契約方法によっては、即日での電気契約が可能です。
この記事では引っ越し当日に電気契約したい人向けに、即日契約する方法を紹介します。最後まで読んでいただければ、今新居で何をすればよいかスッキリわかるはずです。
またこれから引っ越しを控えている方向けに、「当日慌てないための、スムーズな電気契約の方法」も紹介します。
電気の即日契約についてお急ぎの方は、こちらの窓口で相談ください。
※電気料金未払いにより強制解約となった場合はこちらの窓口ではお問い合わせ、ご契約は一切できません。
引っ越し当日に電気契約できる窓口はこちら
引っ越し前に行うべき電気契約手続きを忘れていて、今新居で「即日契約したい!」と焦っている方は、以下の窓口に連絡しましょう。
※電気料金未払いにより強制解約となった場合はこちらの窓口ではお問い合わせ、ご契約は一切できません。
上記の「まるっと!一括引越し窓口」を使うと、電力会社や契約の方法によっては、即日契約・開通が可能です。
「まるっと!一括引越し窓口」から手続きできる電力会社の中には、電気の即日契約・開通に対応できるところがあるからです。
引っ越し先の設備や連絡する時間帯などによっては即日開通できないこともありますが、「可能な限り早い対応」をしてくれます。詳しくは窓口で担当者に相談しましょう。
すぐ対応してほしい方はフォーム送信ではなく、直接相談できる電話がおすすめ。月間利用者が1万世帯以上の窓口なので、安心して使えますよ。
電気の開通手続きはいつまでにやる?
電気の即日契約・開通は可能です。ただ引っ越し当日に慌てなくていいように、できれば時点に手続きをしておきましょう。
「引っ越し時、電気契約の手続きをいつまでにやればいいか」について解説します。
引っ越し時の電気開通手続きは1〜2週間前が目安
引っ越し時の電気開通手続きは、引っ越しの1〜2週間前が目安となります。
引っ越しの1週間前までにやっておけば安心です。うっかりしていたとしても、遅くとも3日前までには契約手続きをしておきましょう。
契約の申し込み時には「開通日」を指定できるので、早めに手続きしたとしても、余計な電気料金が発生することはありません。土日祝日も開通日として指定可能です。
電気契約の窓口は?
主に「電力会社」と「手続きを代行してくれる窓口」があります。
電力会社の場合、電話が繋がりにくいのがデメリット。引っ越しに伴う解約や新規契約が多くなる3月~4月は「何度かけても繋がらない」という人もいます。
そのため急ぎではない場合、電力会社に直接申し込むなら公式サイトからの手続きがおすすめです。
一方手続き代行窓口は、窓口によって「オンラインでしか手続きできない」「電話でもオンラインでも手続き可能」など対応が異なります。
前もって手続きするなら、いつでもどこでも申し込めるオンライン手続きが便利です。
「即日契約などで迅速な対応をお願いしたいとき」や「引っ越しを機に電力会社を変えたくて、電気代が安くなる電力会社について相談したいとき」などは、電話で対応してくれる窓口が適しています。
引っ越しに伴う電気契約の方法は?
引っ越しに伴う電気の手続きの流れは、以下の通りです。
- 旧居の電気契約を解約(利用停止)
- 新居で利用開始手続き
いずれの手続きもオンラインまたは電話で可能です。
旧居でも新居でも同じ電力会社を使うなら、利用停止と利用開始の手続きは同時にできます。
引っ越しを機に電力会社を変更する場合は、別々に手続きが必要です。
解約手続きも利用開始手続きも、希望日の1ヶ月ほど前から受け付けている会社が多いです。
引っ越し先の電気の開通手続きを忘れた場合の即日開通法
引っ越し先の電気契約を忘れていたとき、即日で開通する方法を紹介します。即日開通法は、引っ越し先の設備によって異なります。
- 電力メーターが従来(機械式)計器の場合
- 電力メーターがスマートメーターの場合
電気の即日開通方法:電力メーターが従来(機械式)型の場合
電力メーターが従来(機械式)型の場合は、引っ越し前に電気契約や開通手続きをしていなくても、電気を使えます。
従来式メーターの住宅で即日電気を使うための手順は以下の通りです。
- アンペアブレーカーを入れる
- 漏電ブレーカー(漏電遮断器)を入れる
- 配線用ブレーカー(配線用遮断器)を入れる
- 電力会社に連絡して電気契約手続きをする
電気契約手続きは、以下の方法でできます。
- 電力会社の公式サイト(オンライン申し込み)
- 電力会社のカスタマーセンター・コールセンター(電話)
- 新居に置かれていた電気使用申込書(郵送)
電気使用申込書は玄関のノブにぶらさっていたり、ポストに入っていたりします。
電気の即日開通方法:電力メーターがスマートメーターの場合
「スマートメーターの物件だと電気の即日開通は難しく、引っ越し前に開通手続きをしていないと引越し当日に電気が使えない」と言われることが多いです。
スマートメーターは電力会社が遠隔操作でき、前住人が利用停止手続きすると、ブレーカーを上げても電気が使えないようになるからですね。
しかし電力会社によっては、当日の電話申し込みで即日開通に対応してくれるところがあります。
そのためスマートメーター設置物件で電気契約を忘れていた場合は、電力会社の契約受付窓口・カスタマーセンターなどに電話連絡して、即日契約・開通したい旨を伝えましょう。
ただ電力会社の営業日・営業時間や、即日開通の最終受付時間は決まっています。そのため電話しても必ずしも即日開通・契約ができないことは知っておきましょう。できれば午前中に電話しておきたいところです。
また東京電力・関西電力などの大手電力会社は、コールセンターやカスタマーセンターが混みあいがちなので注意してください。
電気契約を代行してくれる以下の窓口なら、比較的電話がつながりやすいです。こちらも午前中に電話しましょう。
電気の即日開通に必要な情報は?
電力会社に電気の即日開通を申し込む場合には、以下の情報を準備しておきましょう。不備があると手続きが止まってしまい、即日開通できない可能性があります。
- 契約者氏名(契約名義)
- 住所
- 電話番号
- 申し込む電気料金プラン・アンペア数
- 支払い方法(クレジットカード番号、銀行の口座番号など)
なくてもOKですが、新居の「供給地点特定番号」がわかると手続きがスムーズになります。
なお「電気料金プラン」や「契約アンペア数」によって電気代は変わります。
例えば契約アンペア数が少ないほど電気代は安くなりますが、同時利用できる電気量(同時に使える電化製品)が減りますので注意しましょう。
世帯人数ごとのアンペア数(目安)を紹介しますので、参考にしてください。なおアンペア数はあとから変更できます。
- ひとり暮らし:10Aまたは20A
- カップル・夫婦:30A
- ファミリー:40A
- 大家族ファミリー:50A
- 二世帯住宅:60A
電気以外のガス・水道・インターネットの契約も忘れていた場合
電気契約の手続きを忘れていた人は、ガス・水道・インターネットの契約手続きも忘れていることが多いのではないでしょうか。
一括でスピーディーに契約手続きしたい場合に使えるサービスを紹介します。
電気・ガス・水道・インターネットの契約を一括で行える窓口がある
電気を含め、ガス・水道・インターネットなどのライフラインの引っ越し(解約・契約)手続きを一括で行える窓口があります。
通常ですと「電気の手続きは電力会社」「ガスの手続きはガス会社」とそれぞれに連絡しなくてはなりません。忙しいとどこかの会社が漏れてしまったり、手続きしたかどうか忘れてしまうこともあります。
一括窓口なら、1カ所に連絡するだけでライフラインの手続きをまとめてお任せ可能。「忙しくて手続きができない」「急な引っ越しで時間がない」といった場合に、時短になり手続きの漏れもなくなるのでとても便利です。
ライフラインの引っ越し手続きをする時間がない方は、ぜひ以下のバナーから詳細をチェックしてください。
現住所で新しい電力会社に乗り換える時の開通手続き
現住所で新しい電力会社に切り替える場合や、新居で一旦東京電力・関西電力などと契約した後に新電力に切り替える場合の手続き方法を紹介します。
電力会社切り替えから開通までの流れ
同じ住所で電力会社を切り替える場合は、新しく契約する電力会社に申し込みをするだけでOKです。もともと使っていた電力会社の解約手続きは、新しい契約先となる電力会社がやってくれます。
切り替えは以下の流れで進めましょう。
- 新しい契約先となる電力会社を決める
- 新しい電力会社に申し込み(オンラインが便利)
- スマートメーターの設置工事(未設置の場合のみ、原則無料)
- 利用開始
新しい契約先を決める場合は、電気料金をシミュレーションしてみて、電気代が安くなる会社を選びましょう。申し込みそのものは公式サイトなどで簡単にできます。
スマートメーター設置済みの場合は、最短4日程度で切り替え可能です。一方スマートメーターの交換工事がある場合は、2週間ほどかかります。スマートメーター交換工事は基本的に無料で行われ、工事への立ち会いも必要ありません。
新電力に切り替わるタイミングは、検針日がベースになります。「手続きが完了したあと初めての検針日」または「その次の検針日」から切り替わることが多いです。
新しい契約先への申し込みに必要な情報
新しい契約先に申し込みする際には、以下のような情報が必要となります。必要な情報は電力会社によって多少異なりますので、一般的な必要事項だと考えてください。
- 契約者の名義(氏名)
- もともとの電力会社(解約する電力会社)
- もともとの電力会社のお客様番号や契約プラン名
- 供給地点特定番号
- 支払い方法
電気の契約と開通に関するQ&A
電気の契約と開通に関してよくある質問と回答を紹介します。
- 引っ越し先のメーターがスマートメーターかどうかわかりません。
- 新築の家に引っ越します。気をつけることはありますか?
- 引っ越し先がオール電化です。気をつけることはありますか?
- 電気の契約・開通手続きをするときは電話とネットのどっちがおすすめですか?
- 新電力に切り替えたいのですが、供給地点特定番号がわかりません。
- 新電力に切り替えたら、絶対に安くなりますか?
引っ越し先のメーターがスマートメーターかどうかわかりません。
スマートメーターは以下のような外観をしています。
画像出典:資源エネルギー庁ウェブサイト
「従来型はメーター部分がアナログ」など、見た目でわかることもあります。ただ確実なのは大家さんや管理会社に確認することです。
「物件の電気メーターは、スマートメーターですか」と聞いてみましょう。
新築の家に引っ越します。気をつけることはありますか?
新築の場合は、入居2週間ほど前までには手続きしておきましょう。
なお新築の住宅ですと、新電力会社とは契約できず、まず東京電力・関西電力などの「旧一般電気事業者」と契約しなくてはいけないことがあります。
新築物件の場合、電気契約に必要な「供給地点特定番号」がまだ割り当てられていないケースがあるからです。そのため新築物件での契約を受け付けていない新電力もあります。
新電力と契約したい場合は、ひと手間かかりますが、ひとまず東京電力・関西電力・中部電力など契約してから新電力に切り替えるのがおすすめです。
引っ越し先がオール電化です。気をつけることはありますか?
オール電化物件に引っ越す際の注意点は以下の通りです。
- 前日までに電気を開通させる
- 電気の開通に立ち会いが必要
- オール電化向けのプランを契約する
オール電化物件では夜間にお湯を沸かします。そのため入居当日に電気を即日開通させた場合、引っ越し当日にはお湯が使えない状況になってしまいます。オール電化物件に引っ越すなら、引っ越し前日までに開通できるよう、早めに手続きしましょう。
また通常電気の開通には立ち会いが不要ですが、エコキュートや電気温水器があるオール電化物件の場合は、電気開通に立ち会いが必要です。開通日時を電力会社と調整しましょう。
電気の契約・開通手続きをするときは、電話とネットのどっちがおすすめですか?
引っ越し日まで余裕があるなら、いつでもどこでも手続き可能なネットがおすすめです。
「相談したいことがある場合」「開通を急いでいる場合」は、電話の方がよいでしょう。ただし東京電力などの大手電力会社のコールセンター・カスタマーセンターは混雑することが多く、なかなかつながりません。「東京電力に3日間ずっと電話をかけたけど繋がらなかった」という人もいるほどです。
電話で手続きしたい場合には、電話のつながりやすい代行窓口にかけましょう。
新電力に切り替えたいのですが、供給地点特定番号がわかりません。
電力会社を切り替えるときに必要なのが、22桁の「供給地点特定番号」です。「○○‐○○○○‐○○○○‐○○○○‐○○○○‐○○○○」の形式で表されます。
供給地点特定番号がわからないときの調べ方は以下の通りです。
- 検針票・請求書を見る
- お客様サイト・マイページで見る
- カスタマーセンター・コールセンターに問い合わせる
新電力に切り替えたら、絶対に安くなりますか?
絶対に安くなるとは限りません。新電力の電気料金プランはさまざまで、「電気の使用量」や「使用料が多い時間帯」によっては、切り替えても安くならないこともあるからです。
例えば「一人暮らしに向いているプラン」や「大家族に向いているプラン」などがあります。そのため切り替え前には、電力会社の公式サイトにあるシミュレーターなどで電気料金の見込みを調べておきましょう。
または以下の窓口で「電気が安くなる電力会社」を調べてもらうのもアリ。自分でいちいち調べなくてもいいので、電力会社選びが楽になるでしょう(ただしオール電化住宅には対応していません)。
まとめ
引っ越しに伴う電気契約の手続きを忘れていて、即日電気を開通させたい場合は、以下の窓口に相談してみてください。新居の設備や契約先の電力会社によっては、即日電気の契約・開通が可能です。
連絡する時間が遅いと手続きが間に合いませんので、できれば当日午前中に連絡しましょう。
※電気料金未払いにより強制解約となった場合はこちらの窓口ではお問い合わせ、ご契約は一切できません。
また「急に転勤・単身赴任が決まった」などで、引っ越し関連の手続きを焦っている方には、以下の窓口がおすすめ。
電気だけではなく、ガス・水道・インターネットの手続きを一括で任せられます。1カ所に連絡するだけでいいので、事務手続きがかなり楽になりますよ。
引っ越し関連の手続きは遅くとも引っ越し3日前までに済ませておくべきですが、ついうっかり忘れてしまっていてもまだ諦めないでください。即日手続きに対応してくれる窓口もありますよ。